本日のアニメ紹介は
「CLANNAD」です。
※本作品はアニメシリーズの中の
第1期シリーズの紹介となります。
○原作 Key / ビジュアルアーツ
○監督 石原立也 ○構成 志茂文彦
○キャラデザ 池田和美
○音楽 折戸伸治、戸越まごめ、麻枝准
○製作 京都アニメーション
○放送期間 2007年10月 – 2008年3月 (TBS)
■あらすじ
進学校に通う高校3年生の岡崎明也は、無気力な毎日を送っている。毎日同じことの繰り返し。周りのみんなのように学校生活を楽しむこともできず、毎日遅刻ばかり。そのためか、校内では浮いた存在になっていた。ある日、明也は学校まで続く坂道の下で、一人の少女と出会う。(アニメ公式HP引用)
~映像・音楽~
アニメ制作は「京都アニメーション」
上に挙げたyoutubeリンクを見て頂いた方はもうお察しの通り、2007年作品という事で「古さ」はもう否めない。また原作は美少女恋愛アドベンチャーゲームということもあり、「いかにも」なOPや作画には離れてしまう方もいるかもしれない。
音楽は”だーまえ”こと「麻枝准」
Key作品やCLANNADを語る上では”だーまえ”は外せず。特に本作品の魅力の1つに「主題歌」や「BGM」の神がかった演出がある。これはKey作品ブランドの立役者の1人で、特にその「音楽性」に才能を爆発させる麻枝准の力が大きく感じます。
~演出・時間~
アニメ話数は全22話+番外編2話
原作ゲームのシナリオを丁寧に描いた本作品、特に第1期は明也と渚の学園生活に主軸を置いたストーリーで展開される。昨今の「学園もの」で考えれば、おそらくこのストーリー内容で2クール分は「長い」と感じると思います。
原作ゲームの「色濃い」シナリオが基盤にあるので、ストーリーや演出などの完成度はお墨付き。逆に物語の濃密さのため、アニメ内での「伏線」の演出はアニメ単体で完結できない面も多々出てくる。そのあたりはアニメ視聴後に考察サイトを調べてみるといいかもしれません。
~見所ポイント~
まずは本作品が1期2期のシリーズであり
1期2期含めての「名作」とおススメできることを
大前提にあげたいと思います!!
その上でもちろん本作品1期も素晴らしいんですが
1期を経ての「2期」がアニメ史に残る「名作」
ということを言っておきます。
閑話休題。
1期は明也と渚の「学園もの」であり
美少女恋愛ゲームの見本とも言えるような
ハーレム展開が続いていきます。
ただしそこはKey作品。
ストーリー、キャラ、音楽、セリフetc・・・
学園ものとは言え、やはり総合力が高く
2クールも楽しく視聴できると思います。
登場人物達のキャラの魅力が非常に高く
これは10年以上前の作品とかは関係無く
普遍的な魅力を持つキャラが光る作品。
笑い、恋愛、友情、親子、泣き・・・
やはり「構成」と「音楽」の完成度が高い。
~注意点~
2期があまりに「泣ける名作」として有名で
やはり1期から見る方がほとんどだと思うのですが
1期が「あまり泣けないやんけ!」と・・
まあこれは「自分」もそうだったんですが笑
かなりこれは共通した「注意点」な気がします。
また、1期は特に「恋愛ゲーム」展開然り
一番はそのノベルゲーム特有の登場キャラの
「記号性」の強さ。個性の演出の癖が強い。
CLANNADが初見の「とっつきにくさ」を
感じる所以は「萌え」+「キャラ個性」の
破壊力が要因だと言えるのではないでしょうか。
しかし待ってください!!
見所にも挙げたように「完成度」はお墨付き。
確かに1期は「学園もの」「恋愛ゲーム」的な
展開であり、かつ、昨今の「日常系」で考えれば
「異常な長さ」という印象は否めません。
ただ見所にも挙げたよう「完成度」はお墨付き。
是非1期2期含めての「名作」たらしめる所以を
視聴して欲しいと思います。
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「CLANNAD」を一言で言うならば
「CLANNADは日常」
2期の紹介で例の名言を使いますので笑
1期は「日常」という学園生活の演出に
光る部分があると思い名付けてみました。
でも「日常」をここまで面白く描くって
やはり原作ゲームやKeyブランドの「シナリオ」が
ただならぬ「完成度」を秘めているからこそで
そこに「京都アニメーション」の力が加わり
2020年いまなお、「名作」と呼ばれる所以
なのではないかと、思うわけなのです・・・。
5つ星評価
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