ベタ017「いかりの気持ちを正反対のえがおで表すプレッシャー」

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【ベタ解説】

コミカルな日常やギャグで
これでもかと登場するワンシーン。

怒りの感情を真逆の笑顔で
静かなる怒りで恐ろしさを表現!
ギャグ寄りのシーンでよく見ます。


【ベタストーリー】

 主人公は生徒会長が嫌いだった。
 女子バレー部キャプテンを高校2年から務め、成績は毎回の考査で学年TOP3をキープ、容姿端麗で真面目な性格という、絵に描いたような生徒会長の「完璧さ」を主人公は気に食わないでいた。そんな主人公が何やら教室で愚痴を放っている。

<主人公> 
「生徒会長?あんなやつのどこが良いんだよ!」
「優等生かなんだか知らねーけど気に食わねー!」


<友人A>
「おい!声がでかいぞ(汗)」
「聞こえたらただじゃ済まないぞっ」

<友人B>
「問題起こせばどこからともなくすぐに現れる生徒会長・・」
「案外もう近くにいたりして・・」

<主人公>
「聞こえたってかまわねーな!」
「だいたい可愛気がないんだよなぁ。あの女!」

「あんなんじゃ、一生彼氏なんてできないぜきっと・・ハハッ!」

 生徒会長への悪態にスイッチが入ったのかしゃべりに勢いが増す主人公。しかし友人達は何かを感じ取ったのか顔から血が引いて動けないでいる。

<友人A>
「・・おい・・主人公・・後ろ・・」
<友人B>
「おれ・・ちょっとトイレ・・」
<主人公>
「ん?どうしたお前ら・・!!・・!?」

 主人公の背後には、にっこりと笑顔の生徒会長が不気味に佇んでいる。

<生徒会長>
「可愛気の無い生徒会長ですみませ~ん」
「彼氏ができなくてごめんなさ~い」

「どうしたら可愛気のある女子になれるか主人公君に教えてもらおうかしら?」
<主人公>
「・・・(まずい。ここは褒めちぎって逃げよう)」
「いやいやぁ(汗)素敵な笑顔でいらっしゃって・・」
「生徒会長の可愛さには・・もう見惚れてしまいますよぉ」
「それに・・ほら・・その・・あれも・・(いやもう出てこねぇ)


<生徒会長>
「褒めるんだったらっ最後まで貫き通しなさいよぉっっ!!!」


To Be Continued
~マンガのベタ017「いかりの気持ちを正反対のえがおで表すプレッシャー」~

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