本日のマンガ紹介は
「死刑執行中 脱獄進行中」です。
○作者 荒木飛呂彦
○出版社 集英社
○掲載誌 スーパージャンプ
○発表期間 1995年
○巻数 短編作品
■あらすじ
囚人27号は、金を掏られた理由のもと、女性を殺す事件を起こし、死刑を求刑された。監獄では、看守を呼んでも何故かいつまでも来ない。囚人27号は不思議に思い、監獄を調べてみると・・・。
~ジャンル分類~
脱獄サスペンス漫画
~要素方程式~
[脱獄]×[荒木節]×[サスペンス]
=[グロ]+[意外な結末]
代表作「ジョジョの奇妙な冒険」の
作者「荒木飛呂彦」先生の短編作品。
内容は短編ということもあって
非常に紹介しづらいのですが
殺人事件を起こした囚人27号は
牢獄の中にいながら
死刑を執行されてしまうって感じ?
うん、よくわかりませんね笑。
でもかなり面白いサスペンスです。
~見所ポイント~
①奇妙なサスペンス
タイトルにも書かれている通り、
囚人27号は監獄で死刑を執行されながら、
脱獄を実行するという・・・
不思議なサスペンスになっています。
短編のため
というより短編だからこそ面白い
この監獄の中だけという狭い世界観で起きる
サスペンスシーンは非常に見ごたえあり。
監獄内では電気をつけると蜂が寄ってきたり、
魚を食べようとすると顔中をトゲでさされたりと
次々と起こるトラップに囚人27号は悩まされる。
このトラップに怯えながらも、
脱獄を実行しようとする囚人27号の緊張感と
次々に出現する恐怖のトラップが本作品の見所。
②囚人27号の結末
もちろん結末は言いません。
作者である荒木先生のあとがきには
死刑と脱獄を同時にさせるアイデアのもと描いた
と書いてある通り結末がどうなるかが気になる点。
結末は自分としてはすごく好きで、
ヒントとしてはこの囚人27号の性格でもある
ウソをつくかもしれないが
ウソをつかれるのは大嫌いだ
という点に結末が関わってくる。
~注意点~
①痛い表現
「ジョジョ」を見ている人なら問題はないですが
主人公の囚人27号はかなり痛い目に会うので
痛い表現やグロテスクなのが苦手な人は注意。
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「死刑執行中 脱獄進行中」を一言で言うならば
「囚人27号脱獄サスペンス」
タイトルが非常に好きです。
そして内容もとても楽しめます。
たった三十数ページではありますが
不思議な世界観と結末に酔いしれてください!
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