本日のマンガ紹介は 「武士沢レシーブ」です。
○作者 うすた京介
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 1999年18号 – 1999年40号
○巻数 全2巻 話数 20話
■あらすじ
牛乳学園ヒーロー部・国本ちはるの前に現れた、謎のヒーロー・武士沢光沢!(自称・ヘルメット武士沢)廃部寸前のヒーロー部に武士沢を勧誘するちはるは!? 世の乱れを願いつつ(!?)平和を祈る、愛すべきヒーロー登場!!
~ジャンル分類~
学園ギャグコメディ漫画
~要素方程式~
[学園]×[武士沢]×[ギャグ]
=[漫画史に残る衝撃ラスト]
「セクシーコマンドー外伝すごいよ!マサルさん」
で有名なシュールギャグ漫画家「うすた京介」の
学園ものギャグコメディ。それが武士沢レシーブ。
年代的にはマサルさんの次作品になりますが
どちらかと言うと、マサルさん色ではなく
一般的なギャグ作品に近いかもしれない。
いや、一般的ではないか・・うん・・ないな笑。
内容は完全シュールギャグ漫画であって
一応学園物の設定です。(最初だけ・・)
画風はかなりラフな感じですが
うすた京介作品歴の中で考えてみると
一番アクションシーンが多い印象で
少し画力を感じるかもしれない。
~見所ポイント~
①うすた節炸裂の痛烈ギャグ
すでに作者「うすた京介」さんのファンの方なら
絶対楽しめる作品だと思います。読みやすいし。
武士沢ブレードの強さの秘密が明かされる!!
・・・ん?・・・ただ殴ってるだけって笑。
ギャグ漫画でありながら・・
後半は結構シリアスな物語が展開され
異質な感じもありますが
「チクサクコール」という短編集の中でも
ストーリー重視の読みきりもあるので
うすた京介先生作品の
別な一面も垣間見えることができます!
②衝撃的なラストシーン!
この漫画、20話で打ち切りになったらしく笑。
最終話の終わり方は
この漫画の一番の見所です笑。
どんなラストだったかは見るっきゃない!
とにかくすごい、いや・・・ひどい笑。
この次のページから衝撃のラストが始まる!!
さすがうすた京介先生!万歳笑!
そしてもっと面白いのは
打ち切りを知らされたうすた京介が
怒涛のラストを描き上げた後に
「実力以上の奇跡」との発言には笑いましたww
あのラストが実力以上って。。
でもある意味そうかもしれない・・。
うすた色バリバリのラストで必見です。
~注意点~
①作者作品内では・・・
作者作品内ではあまり面白いと思えないかも。
どこか一般的というかキレがない印象があった。
あくまで作者作品内ではです・・・。
それでも作者「うすた京介」を知らないのなら
ギャグを見て度肝を抜かれること間違いなしです。
是非読んで欲しい作品です。量も多くないですし。
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「武士沢レシーブ」を一言で言うならば
「タイトルはなぜレシーブ!?」
いや・・実はこの「武士沢レシーブ」
というタイトル、なんにも関係ないです笑。
物語中バレー部で練習の邪魔をしているとき
必殺技として武士沢レシーブを披露しましたが
すぐに「飽きた」と言い放ち・・・
それ以来バレーはなんにも出てきません。
ある意味この武士沢レシーブという
タイトルの適当さが本作品を象徴している笑。
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