本日のマンガ紹介は
「荒川アンダー ザ ブリッジ」です。
○作者 中村光
○出版社 スクウェア・エニックス
○掲載誌 ヤングガンガン
○発表期間 2004-2015
○巻数 全15巻
■あらすじ
主人公・市ノ宮行は世界のトップ企業社長の御曹司。幼い頃から父に「他人に借りを作るべからず」と教えられ、その教え通りに借りを作らずに生きてきた。 しかし、ひょんなことから溺れかけた際、荒川河川敷に住む自称金星人のニノに命を救われる。「命の恩人」という余りに重すぎる借り。その恩返しとしてニノが行に要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」という事だった。
こうして行はニノの恋人となり、自身も橋の下で生活することになる。 荒川の橋下では常識から外れた人々がたくさん住んでいた。行は「リクルート」(通称「リク」)という名前を与えられ、橋下の住人の一人として暮らす事に……。(Wikipediaより引用)
~ジャンル分類~
河川敷恋愛コメディ漫画
~作品要素~
世界観(world)
荒川の河川敷テーマ(theme)
ギャグコメディ引力(catchy)
とんでもない住人達
「河川敷恋愛コメディ」という
謎のジャンル紹介ですが笑
要約するとそんな感じの漫画です。
舞台は荒川河川敷。
「他人に借りを作るべからず」
の家訓を持つ市ノ宮(リク)が
荒川河川敷の住人であるニノさんに
助けてもらった事から物語が始まります。
あらすじからもわかるようにギャグ漫画です。
たまにどことなくシリアスで
恋愛要素も少し兼ね備えているので
総じて見ると「恋愛コメディ」
ってジャンルになるのかもしれない。
~見所ポイント~
①ありえない住人達
まず一番の魅力は
荒川河川敷に住むとんでもない住人達です。
主人公でもある一ノ宮(リク)は
命の恩人のニノさんの為に
荒川河川敷に一人暮らしをする事になるんですが
その荒川河川敷の住人達が
まあもれなく個性的すぎるキャラクターなんです。
というか半分はもう人間の姿すらしていない笑。
自称河童の荒川河川敷の村長とか・・。
背中にはファスナーが付いている( ゚Д゚)
河川敷での役割はミュージシャンの星とか・・。
キザで軽いノリのチャラい奴。
本物の星・・ではない。
自称は超能力者の鉄人兄弟とか・・。
普段は仮面を被ることで力を抑えているらしい。
こういう謎のキャラクターが
ホイホイ出てくるのでお楽しみに♪
②荒川河川敷の魅力
ギャグ漫画というジャンルにおいて
その「世界観」に引き込むために
「時間経過が必要ない」という独特の特徴がある。
しかしそれ以上に本作品を見ていると
「作品の舞台や登場人物」というものが
ほとんど変わらないギャグ漫画ってのは
すごく読み心地が良いと改めて思う。
基本的に本作品では「荒川河川敷」が舞台であり
ここで色々なキャラとバカ騒ぎしたり
新キャラが少しずつ登場したりと・・・
読めば読むほど
その作品舞台に愛着が湧いてくるんです。
こうなってくるともう
その世界観にどっぷりハマってきて
読んでいて楽しいし読み心地が良いんです。
村長がいるぐらいなので
河川敷には協会、畑、牧場・・・・
とにかく様々な施設(違法建築物)があるので
そういう部分も読み進めていけばいくほど
世界観の魅力を倍増させてくれます。
~注意点~
①あんまりないな・・・
世界観も良くて
キャラクターも面白くて
ギャグテンポも軽快で
非常に読みやすいのであんまり注意点はない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「荒川アンダー ザ ブリッジ」
を一言で言うならば
「荒川河川敷の愉快な住人達」
荒川河川敷に住む住人達との
愉快爽快なギャグ物語。
特に登場キャラの個性と面白さに
魅力が高いと感じます。
荒川河川敷の魅力にハマってしまえば
きっともう抜け出せない面白さです!
個人的好み度 82%
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