本日のマンガ紹介は
「とっても!ラッキーマン」です。
○作者 ガモウひろし
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 1993-1997
○巻数 全16巻
■あらすじ
埼玉県越谷市蒲生に住む日本一ついてない中学生の追手内洋一はある日、宇宙人のUFOの下敷きになり死んでしまう。しかしヒーローのラッキーマンと合体し、生き返った洋一はラッキーマンに変身して、日本や地球、更には宇宙の平和を悪の侵略者からラッキーだけで守っていく。(wikipedia引用)
~ジャンル分類~
ヒーロー系ギャグ漫画
~要素方程式~
[ヒーロー]×[ギャグ]×[独特画力]
=[個性的]×[背中文字]
日本一ついてない中学生が
宇宙一ついているラッキーマンに変身して
平和のために戦っていくという
ヒーロー的世界観で起こるギャグ漫画作品。
「ラッキーで敵を倒す」ということや
「ラッキーマン初代がウルトラマンそっくり」
という点からヒーローをおちょくった
パロディギャグ作品かなと初回は思いますが
別にそんな感じではないのです。
ラッキーマンに変身する追手内洋一。
ここからラッキーマンの物語は始まる。
地球での物語は日常ギャグ漫画な作風ですが
宇宙へ舞台が変わる後半からは
トーナメント戦というジャンプ路線に変わり
バトル要素が強くなっていきます。
~見所ポイント~
①個性的過ぎるキャラクター
ヒーロー的世界観といこうことで
登場するキャラクターの名前は
大体が語尾に「~マン」がつきます。
正直「個性」という面においては
マンガ作品としては満点に近いかもしれない笑。
アニメが大好きでした。
マンガらしいキャラ設定は一番の魅力。
ラッキーマン、努力マン、勝利マン
友情マン、天才マン、スーパースターマン、
世直しマン、ヒーロー会長etc・・・
挙げきれない・・・。
超個性的なヒーロー達は一番の見所。
②背中に文字
何気にこの作品の
マンガとしての発明がある。
ヒーローたちの背中の白地に
心の声が写るというこの表現。
これは好きですね~笑。傑作。
大体のヒーローの背中文字には
色んな面白い心情や遊びが描かれているので
是非作品内で注目してみてください。
③ギャグの構成
「ラッキーのみで勝利する」という
ある意味、物語上ではその理由
その結末を描かなければいけないのですが
意外に良くできているんですよね。
「ラッキーで勝つ」=「予想外」
に繋がるわけで、ここは他のバトル作品より
意外で面白い展開が魅力的。
~注意点~
①画が汚い・・・
正直画力に関しては決して良いものではない。
世間では下手との声が多いが、どちらかと言うと
ごちゃごちゃして見づらいの辛かった。
さらにごちゃごちゃしていながら、文字量も多く
そして文字の大きさも本当に小さい。
正直読み進めるのが辛かった。これは注意。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「とっても!ラッキーマン」
を一言で言うならば
「ラッキークッキー八代亜紀~」
世間では認知済み「DEATH NOTE」の
原作:大場つぐみさんは何を隠そう
ラッキーマン作者の「ガモウひろし」でしょう。
(良ければ下記リンクからDEATH NOTE紹介も)
そして自分自身が幼いころ
「八代亜紀」を知ったのは本作品の影響笑。
ラッキークッキー○○○もまた「発明」です。
個人的好み度 64%
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