本日のマンガ紹介は
「史上最強の弟子ケンイチ」です。
○作者 松江名俊
○出版社 小学館
○掲載誌 週刊少年サンデー
○発表期間 2002-2014
○巻数 全61巻
■あらすじ
いじめられっ子だった白浜兼一が美少女・風林寺美羽に紹介された道場,その名は梁山泊。そこで兼一はあらゆる武術を極めた師匠達から地獄の修行を受けるハメに…!達人、奇人(?)ぞろいの梁山泊で、果たして兼一は強くなれるのか!?
~ジャンル分類~
拳法格闘技バトル漫画
~要素方程式~
[格闘技]÷[師弟関係]
=[インフレ防止]×[読みやすさ]
いじめられっこの高校生が
様々な拳法・流派の師匠からの修行を重ね
敵と立ち向かっていくバトル漫画です。
初めて訪れる梁山泊の重苦しい雰囲気に
棒立ちでビビル主人公の白浜ケンイチ。
基本的に高校生活と梁山泊での修行が
メインとなっているので世界観は安定していて
非常に読みやすい作品です。
~見所ポイント~
①師匠と弟子といライン引き
本作品。個人的に発明だなと思うのは
タイトルでもわかるとおり
主人公が「弟子」ということにある。
基本的に圧倒的な強さの師匠が
主人公ケンイチの上に常に存在することで
いくら「弟子」が強くなろうが
師匠の力は超えないという構図になる。
つまりはバトル漫画でよくある
「師匠を超える」とか「強すぎる能力」とか
バトル漫画特有のインフレが防がれているので
この点は割とバトル漫画の発明な気がする。
基本的に「弟子のケンカに師匠は出ない」
という理念を師匠が持っているので
弟子は、弟子同士でバトルをして
師匠は、師匠クラスの敵と戦うといった
インフレ防止と相まって面白くバトルをみれる。
②登場する拳法・流派
登場する拳法や流派などは
ムエタイ・柔術・中国拳法などなど
実際に存在するものばかりなので
非常に技の解説やバトルの仕方などには
現実感があって納得して読める。
強すぎる部分は現実的かどうかは別として笑。
③ヒロイン美羽の存在
主人公の白浜兼一を
武術の世界に誘った張本人でもある
ヒロイン美羽の魅力は本作品の見所です。
初登場で背後から来た兼一を
吹っ飛ばしてしまいもじもじしながら謝る美羽。
ケンイチが美羽と練習組み手中に
思わず見とれてしまった場面。
普段はメガネっ娘で
戦闘になるとメガネをはずしスパッツ姿に変身!
こんなギャップがある美羽は
本作品でも見所のかわいいヒロインキャラです。
画力に関しては向上の軌跡も見れるし
画力はすごく高いので女性キャラの可愛さは必見!
④弟子いじめ≒師匠たちの愛
弟子のケンイチを修行という名で
いじめ抜くシーンは本作品のギャグ枠で見所。
ケンイチは師匠達の愛のムチで
こんな修行を繰り返して毎日を生きています笑。
~注意点~
①注意点が見つからない
注意点が全然ないかなぁ。
師匠と弟子という設定も面白いし
戦闘シーンや個性的なキャラも魅力。
当たり障りがなく万人に読める作品。
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「史上最強の弟子ケンイチ」を一言で言うならば
「あくまで史上最強の弟子」
漫画のタイトル通り「弟子」と言い切ることに
この漫画の良さが際立っていると思います。
トータルで非常にバランスが良い漫画なので
読みやすくて万人が楽しめる作品だと思います。
画力の高さと女性キャラの可愛さはお墨付き。
ヒロインの美羽の魅力は語りつくせない!!
個人的好み度 74%
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