マンガ紹介「ハチミツとクローバー」

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本日のマンガ紹介は
「ハチミツとクローバー」です。

○作者 羽海野チカ
○出版社 集英社
○掲載誌 CUTiEcomic ヤングユー コーラス
○発表期間 2000年 – 2006年
○巻数 全10巻+α(関連書籍)

■あらすじ
 美大生・竹本祐太はアパートの同僚で先輩の森田忍や真山巧らに囲まれ、日々大学生活を楽しんでいた。ある日、竹本達は大学の教師の花本修司から花本の親戚の花本はぐみを紹介される。人見知りが激しく口数も少ないはぐみだったが、その愛らしさに竹本は自分でも知らぬ間に一目惚れする。
 一方、変人として知られている先輩の森田もまた、はぐみを気に入ってしまう。しかし、森田の愛情表現は他人には(そして肝心のはぐみにも)分かりづらく、周囲からは森田がはぐみに一方的な嫌がらせをしているようにしか見えない。
 森田と仲の良い竹本だけは森田の真意に気が付き、才能溢れる森田が恋のライバルになる事に無意識のうちにも一抹の不安を覚える。大学での穏やかな時間を過ごして行くうちに、やがて竹本達に打ち解けて行くはぐみ。いつしか竹本の危惧が的中する。はぐみと森田は惹かれ合って行き、お互いにその事を自覚して行く。
 2人の恋は通常のそれとは違い、常人には理解出来ない天才同士の魂の結び付きのような物であった。『恋愛』と呼ぶには少し不思議な関係のはぐみと森田。そんな世界に入っていけない竹本。この三角関係、どうなるか・・・・。  

~ジャンル分類~ 
全員片思い恋愛漫画 

~要素方程式~ 
[美大]×[恋愛]×[片思い]
=[ハチミツ]+[クローバー]


美大生同士の設定で起こる、恋愛マンガです。
大学生同士の恋愛マンガと言っても
内容は非常にフワフワしていて純愛系です。

花本はぐみ初登場シーン

ハチクロはどこかレトロな画風で
水彩画で描いたようなあのフワフワ感は
すごく好感が持てました。

少女マンガを敬遠している人も
これを読めば先入観が消えるかも・・。
(実際自分がそうだったから・・) 

~見所ポイント~ 

①面白い設定

登場人物すべてが片思いという設定が面白いです。

芸術面で秀でているが人付き合いが苦手なはぐみ
これといった特徴がない主人公のやさしい竹本
はぐみ同様芸術面に秀でて奇想天外の森田
建築事務所アルバイトの真山
その真山が好きな彫刻科の山田

個性的なキャラクター達の恋愛模様は
見ていて応援したくなる。

夜の土手沿いでの、真山と山田のシーン。

「片思い」の方が現実的なんだろうし
この作品には恋愛マンガにあるであろう
「用意された」と感じるような 幸せや
お決まりがひとつもない。

限りなく「切ない」という部類の恋愛マンガです。

②意外にギャグが面白い

少女マンガのギャグって
あまり面白くない先入観がありましたが
予想をはるかに超えて面白かった!意外だった!

とくにハチクロでは
奇想天外の森田が起こす珍行動はさすが笑。

自分が一番面白かったストーリーは
はぐみと森田がパン作りで創作を競うシーンで
最終的に3Dの顔パンの出来上がりが
予想以上にリアルで気持ち悪かったというシーン。

意地を張り合った結果、悲惨なパンが出来上がってしまったシーン

これは笑いましたね。
ギャグのキレはピカイチなので必見。

③詩的な雰囲気を持つ

物語全般的に、 詩的な雰囲気を持っています。

こんな風にところどころ
コミック内で詩的な文章が織り交ぜられたり

そもそも作風が非常にフワフワしているので
とても雰囲気が良いマンガだと思います。

~注意点~ 

①全員片思いです 

すべてのキャラクターの恋が
成就しない恋愛マンガってのも珍しいのかも!?

そういう意味では限りなく切なく
「結ばれる」というような展開を期待すると
かなり残念に思ってきます。

②フワフワした雰囲気

作風が非常にフワフワ感満載ですが
物語にでてくる恋愛模様もまたフワフワです。

つまりは性描写や醜い人間模様は描かれず
非常に純愛というか「物足りない」と不満な人も
少なからずいるのではないかと思ってしまう。

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「ハチミツとクローバー」
 を一言で言うならば

「美大生全員片思いストーリー」  

「全員片思い」という設定以上に
作者のセンスある描写が魅力の作品。

この作品の「夢の中」のような雰囲気に浸れれば
非常に楽しめる作品だとおススメできます。

個人的好み度
 75%

( ゚Д゚)マンガ紹介一覧はこちら( ゚Д゚)

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   {100%}マンガ作品の限界到達点。頂点。
{99~90%}想像超えた衝撃を受けた。尊敬。
{89~80%}想像範囲内で大好きです。感謝。
{79~70%}好きでもう1回読みたい。推薦。
{69~60%}好きだけどもう1回は・・。好き。
{59~50%}そこそこ楽しめたと言える。良し。
{49~40%}読んで少し魅力を感じた。普通。
{39~30%}普通。可もなく不可もなく。無言。
{29~20%}読み進めるのが辛かった。微妙。
{19~10%}嫌悪感に近い感覚がある。落胆。
{09~00%}マンガ作品の限界最下層。底辺。
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