マンガ紹介「くまみこ」

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本日のマンガ紹介は 「くまみこ」です。

○作者 吉元ますめ
○出版社 KADOKAWA
○掲載誌 月刊コミックフラッパー
○発表期間 2013~
○巻数 既刊13巻(2019年12月現在)

■あらすじ
 東北地方のとある山奥、中学生のまちは熊を奉る神社に巫女として仕えていました。ある日、まちは後見人(人?)であるクマのナツに「都会の学校に行きたい」と訴えた。やる気はあっても根気はない、世間知らずのまちに、心配性のナツは都会で生きていくために必要なあらゆる試練を与えていく。(amazonより引用)  

~ジャンル分類~ 
田舎コンプレックスギャグ漫画 

~要素方程式~ 
[田舎]×[巫女]×[クマ]
=[コンプレックス]×[いじられ]


とある山奥にある熊出村で
熊出神社の巫女として仕える少女「まち」と

まちの幼少期から
生活を共にするしゃべるクマの「ナツ」は

仲がいいのか悪いのか
いつもケンカをしたり仲直りをしたりと
騒がしい毎日を送っている。

出典:コミック「くまみこ」第1巻

ケンカの理由は
「都会に行きたい」という「まち」と
「都会行きは反対」という「ナツ」の
お互い譲れない気持ちが原因なのです。

そんな両者の言い分や争いは見ていて
爽快・爆笑必死のかけあい漫才のよう。

ほのぼのとした時間が流れる
田舎コンプレックスギャグコメディの誕生です!

2016年にはアニメ化もしているのでチェック!!

~見所ポイント~ 

①田舎コンプレックス

まずは見所とあげたいのは

田舎コンプレックスを持つ「まち」と
その田舎コンプレックスを
攻め時と突く都会行き反対の「ナツ」の攻防。

田舎コンプレックスで苦しむ
「まち」の姿は何度見てもほのぼのします。

出典:コミック「くまみこ」第1巻

物語冒頭、まちは都会行きを賭けた
「都会っ子クイズ」をナツから出されるも
「OIOI」の読み方を問われ応えることができず
クイズに敗れることになる笑。

こういう田舎いじりとも言える
「コンプレックスギャグ」が魅力のひとつ。

作品中で「まち」は実際に都会に出向き
大冒険をすることになるのですが
結果はほとんどが散々な結果とまります笑。

そういった「試練」にまちは日々挑んでいます。

②巫女のまち

何気にこの作品の一番の魅力は
「まち」の可愛さ・愛おしさかもしれません!

出典:コミック「くまみこ」第1巻

作品中は色んなファッションに身を包んだり
幼少期の愛おしいシーンが描かれたりと
これでもかと可愛いシーンが続出!!

これはもう巫女萌えでは
片づけられない魅力が溢れています!

もうここを見る為に読んでいると言っても
過言ではないかもしれない笑。

③クマのナツ

まちへの田舎いじり担当のナツは
最新電子機器を使いこなし料理もできる都会っ子。

明らかに都会レベルが高いので
ナツのとんちんかんな発言に
首をかしげることもしばしば。

出典:コミック「くまみこ」第4巻

そして普通に言葉をしゃべっています。
なぜしゃべれるかはよくわかりません。

すごくおちゃめで
ちょっといじわるのナツは
この作品を語る上では外せません。

~注意点~ 

①特にありません 

基本的に読みやすく
ギャグも冴えているので心配無し。

それでいて田舎コンプレックス
のネタも尽きることなく進んでいます。

総じて注意点が無いので
万人にオススメできる楽しい作品です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「くまみこ」を一言で言うならば

田舎娘のコンプレックス日常  

どうしても都会行きに憧れる「まち」と
それを阻もうとする「ナツ」の
かけあい漫才のようなギャグの
キャッチボールがくすりと面白い本作品。

田舎のほのぼのとした
ゆっくりとした時間の中で起きる物語は
ギャグだけではない癒しのひとときも
与えてくれる心地よい読み応え。

そして巫女のまちを愛おしく思えれば
きっとこの作品の世界観にハマり
抜け出せなくなること間違いなし!!

都会に行きたい「まち」と
都会行きを阻む「ナツ」。
あなたはどっちを応援する!?


個人的好み度
 74%

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