マンガ紹介「銀と金」

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本日のマンガ紹介は 「銀と金」です。

○作者 福本伸行
○出版社 双葉社
○掲載誌 アクションピザッツ
○発表期間 1992~1996(休載)
○巻数 全11巻(文庫全8巻)
※休載という形で連載終了のため事実上は未完

■あらすじ
 「人生を変える億って金欲しくないか?」森田の前に突如現れた謎の男・銀二。”銀王”と呼ばれるその男に見込まれ、次々と試されていく森田。「人をひとり殺してもらいたい・・・」森田の出す答えは?そして銀二の思惑とは!?破格の金銭が飛び交う想像を超えたスリリングな裏世界への扉が今、森田の目の前で開かれる!(漫画レビュードットコム引用)  

~ジャンル分類~ 
マネーゲームサスペンス漫画 

~要素方程式~ 
[金]×[裏社会]×[ギャンブル]
=[濃密]×[サスペンス]


自堕落な生活をおくっていた
森田という青年の前に

突如現れた平井銀二という
謎の男との出会いをきっかけに始まる

裏社会の株闘争、殺人鬼の監禁
命を賭けたギャンブル、殺し合い・・・


とにもかくにも「金」を求める
男たちの様々なマネーゲームが魅力の作品。

出典:文庫版「銀と金」第1巻

脅威の手腕、計算をもとに
銀行乗っ取りを狙う平井銀二。本作の主人公。

特に裏社会から世界を乗っ取ろうと考える
「平井銀二」の魅力は本作品を語る上でも
重要になってくるキャラと言える。

~見所ポイント~

①怒涛の展開・マネーゲーム

まずは平井銀二という男との出会いから
様々なマネーゲームが展開されていく
怒涛の内容や展開が一番の見どころ。

作品全体の大まかなストーリーを羅列すると

・株闘争(会社乗っ取り)
・殺人鬼監禁
・画商との本物見極めギャンブル
・御曹司ポーカー対決
・誠京麻雀(金投資麻雀)
・神威家闘争
・競馬ギャンブル


基本的には上記のようなまとめきれない物語が笑
すべて「金」「欲望」に絡んで展開されていく。

出典:文庫版「銀と金」第3巻

画商との絵画見極めギャンブルの場面。
絵画までの距離の売り買い。痺れる場面だった。

そしてその物語すべてにおいて
「テンポ」「展開」「トリック」など
福本伸行節が完璧に描かれていて面白すぎる。

福本伸行節でもある
「メッセージ」「ギャンブル」において
作品歴の中でも一番の出来だと太鼓判を押します。

②平井銀二のカリスマ性

福本作品の代名詞でもある
「カリスマ性を持つ主人公」
この「銀と金」でも圧巻。

この平井銀二という男の魅力は絶大。

出典:文庫版「銀と金」第5巻

株買取により資金集め
大物政治家との癒着、ギャンブル闘争などなど

「すべての企業の統治」という
一国を買おうとする野望は圧巻。
このスケールを超える作品はなかなかない。

出典:文庫版「銀と金」第2巻

また「人間悪」「金」「人生」など
福本伸行節の強烈なメッセージ性も顕在。 

~注意点~ 

①尻切れトンボの展開 

「福本伸行作品」の中でも
一番の面白さと言っても過言でないが
それ故に残念な点が
「尻切れトンボの展開」です・・・。

本作品を読んでいて
「次の巻が無いぞ?」と勘違いしてしまうほど笑
終わりは唐突にやってきます・・。

そもそも作品的に明確には終わっていなくて
休載という形で自然消滅した経緯があるらしく

この中途半端な感じと
終盤の物語の尻切れ感は唯一残念なところ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「銀と金」を一言で言うならば

福本伸行作品史上最高傑作  

物語展開、メッセージ性、キャラクターなど
どれをとっても群を抜いて面白く
福本伸行作品史上最高傑作間違いなしです。

休載という形の
尻切れトンボで中途半端な終盤は本当に残念。

それでも読み始めれば
止まらない面白さが本作品には確かにある。


個人的好み度
 89%

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