本日の映画紹介は 「銀魂 THE FINAL」です。
○原作 空知英秋
○監督・脚本 宮脇千鶴
○音楽 Audio Highs
○製作 BN Pictures
○封切日 2021年1月8日
■あらすじ
最後にして最大の敵・虚(うつろ)との死闘を描く。地球滅亡までのカウントダウンが迫る中、かつての盟友である銀時、高杉、桂は、それぞれの思いを胸に奔走する。そんな銀時たちの前に立ちはだかったのは、幼少時代の彼らを教え導いた師匠・吉田松陽の別人格である虚(うつろ)だった。銀時たちを援護するべく、新八と神楽、さらには真選組やかぶき町の面々、かつてのライバルたちも立ち上がる。(映画.com引用)
週刊少年ジャンプ人気漫画「銀魂」の
最後の最後の本当に終わりのアニメ劇場版。
原作の度重なる「終わる終わる詐欺」問題も
この劇場版アニメで本当の最終章。
物語は原作の最終章の虚(うつろ)編を描く。
~映像・音楽~
監督・脚本は「宮脇千鶴」
TVシリーズアニメ「銀魂」の
監督も務め本作劇場版も担当。
音楽は「Audio Highs」
主題歌の「轍〜Wadachi〜」は軽快な
サウンドと挿入タイミングなど良くて
すごく映画自体に良い効果を出していました。
~演出・時間~
上映時間は104分。
演出は冒頭の銀魂らしいオマージュで
面白可笑しく、端折りながら全体説明。
(ただし初見の人は追いつけるはずもなく)
物語もいきなり全員集合・大乱闘で
いきなりクライマックスの展開なので
そこはインパクト有で楽しめます。
~見所ポイント~
①全員集合・大乱闘
とにかく序盤からのクライマックス展開
キャラ集結、大乱闘とその盛り上がりは必見。
ギャグ、シリアスもこれでもかと
一言で言えば「銀魂」らしい展開で
面白可笑しく見れると思います。
銀時、高杉、桂の三人と師匠:松陽の
過去のストーリーを中心に描かれ
虚(うつろ)と銀時の戦闘場面は圧巻。
②空知先生描きおろし「鬼滅の刃」イラスト
すみません、映画の見所ではない笑。
映画特典に空知描きおろしの
「鬼滅の刃」ポストカードがついてきます笑。
さすが空知先生。これは笑いました笑。
③Cパートもお楽しみに
ネタバレ防止で語りませんが
エンドロール後のCパートも見逃さず
是非お楽しみに。空知先生も登場します。
~注意点~
①作画・動画レベルの高低差
今回一番気になったのは「作動画」です。
作画自体はTVアニメシリーズから
キャラデザ変更もありちょっと違和感。
またレベルも劇場版としては微妙。
動画に関してもその完成度部分の
力の「入れる」部分と「抜く」部分の
高低差がものすごく「雑さ」が目立って
これは特にスクリーンで見ると歴然。
力の「入れる」部分は良いんですが
全体的に「抜く」部分が多かった印象で
映画館で見た時の違和感は大きい。
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「銀魂 THE FINAL」を一言で言うならば
「銀魂本当のFINAL? 最後の大団円」
原作の「終わる終わる詐欺」も完結。
そしてアニメシリーズも本作で完結。
ファンにとっては悲しい面もある本作。
内容はキャラ集結・大乱闘の「大団円」。
原作知らずの初見には厳しいですが
ファンにとっては素敵な一作品になる
劇場版アニメFINALだったと思います。
5つ星評価
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