マンガ紹介「賭ケグルイ」ドラマ・アニメ・映画化　評価感想

本日のマンガ紹介は「賭ケグルイ」です。

○原作：河本ほむら　作画：尚村透
○出版社　スクウェア・エニックス
○掲載誌　月刊ガンガンJOKER
○発表期間　2014～連載中
○巻数　既刊14巻（2021年2月22日現在）

■あらすじ
　創立122年を迎える名門校、私立百花王学園は、上流階級・政財界の子女が数多く通う名門校。そこは、圧倒的なギャンブルの腕を持つという生徒会長・桃喰綺羅莉のもと、生徒同士のギャンブルによる階級制度によって支配されていた。そこに、蛇喰夢子という少女が転校してくる。蛇喰夢子はおっとりした才媛に見えるが、実は生粋のギャンブル狂・賭ケグルイであった。（wikipedia引用）　

～ジャンル分類～　
学園ギャンブル漫画　

～作品要素～　

世界観（world）

私立名門校

テーマ（theme）

ギャンブル・狂気

引力（catchy）

変顔

美少女×ギャンブル×学園の
3拍子揃いと言える本作「賭ケグルイ」

物語はギャンブルの強さで物事が決まる
名門校に転校した蛇喰夢子（じゃばみゆめこ）
によって名門校に大きな変化をもたらしていく。

美少女キャラのギャンブル狂
綺麗な作画とインパクト重視構図
読みやすさ重視のゲーム性

TVドラマ、アニメ、映画化も果たしていて
2021年には映画化第2作目も公開予定。

～見所ポイント～　

①ギャンブルで決まる階級社会

本作舞台の私立百花王学園では
上流階級、政財界の子女が多く通う名門校で
そこは「ギャンブル」の力が支配する社会。

「生徒会」が生徒を支配し
上納金によるランキングの階級で支配される。

そんな圧倒的な「支配」が蔓延る学園で
主人公の夢子はギャンブルによってのし上がる。

生徒会の頂点に立ち圧倒的なカリスマ性で
学園を支配する桃喰 綺羅莉（ももばみきらり）

生徒会VS転校生（夢子）というわかりやすい展開。

②ギャンブル構成

テーマが「ギャンブル」ということで
そのゲーム性は「わかりやすさ重視」の印象。

扱うギャンブルやゲームは単純なものが多く
説明描写も最小限に抑えている読み応え。

「じゃんけん」が最初に登場したので
どことなく福本伸行先生の「カイジ」を彷彿と
させますが、まあ限りなくライトな作風です。

③本性をあらわす変顔

本作一番の見所はずばり「変顔」！！
作画力が高いことも相まってギャンブルで
本性を出す各キャラの「変顔」は面白い。

美少女×変顔の組み合わせは面白くて
もうこれを楽しみに読んでいる節もある程笑。

④絶頂を迎える夢子さん

とりあえずギャンブルで心震わせ
絶頂を迎える夢子さんの姿が爽快です。
（そしてもれなく色っぽいです）

夢子さんの決めセリフでもある
「賭け狂いましょう！」は必見。

夢子さんの魅せるリアクションは
毎回面白いので是非お楽しみに。

～注意点～　

①ギャンブル＜リアクション

学園ギャンブル×美少女リアクションは
本作ではリアクション寄りが強い。

正直ギャンブルの設定や題材は凝っていても
割と漫画の展開はあっさりでライトな展開で
ちょっとギャンブルものとしては物足りない。

これは美少女リアクションを目当てに
読んだ方が楽しめる作品なのだと思う。

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「賭ケグルイ」を一言で言うならば

「美少女×ギャンブル×狂気」

美少女×ギャンブルの組み合わせで
限りなくライトでリアクション寄りの作風。

その点で言うとギャンブルの奥深さや
心理描写の演出は物足りなさを感じる面も。

アニメは映えそう、実写は浮きそう。
それでも各メディア化して人気作でもあるので
美少女リアクション×ギャンブルの世界を是非。