本日の映画紹介は 「さよなら、ティラノ」です。
○原作 宮西達也
○監督 静野孔文
○脚本 佐藤大 うえのきみこ 福島尚浩
○音楽 坂本龍一
○製作 手塚プロダクション
○封切日 2021年12月10日
■あらすじ
氷河期が近づき、すべてが荒廃した恐竜時代。乱暴なゴルゴサウルスたちに追われるプテラノドンの少女プノンの前に、巨大なティラノサウルスが現れる。ゴルゴサウルスたちはその迫力におされ逃げ出すが、ティラノはプノンには目もくれず、木の上になっている赤い実を食べ始める。プノンが探している「天国」という場所へ行けばたくさんの赤い実を食べられると聞いたティラノは、彼女と一緒に行くことを決意。一方、ティラノの「地上最強」の地位を奪おうと企むゴルゴサウルスたちは、彼らをしつこく追い続けていた。(映画.com引用)
宮西達也原作絵本である
『ティラノサウルスシリーズ』の
劇場アニメ作品第3作目にあたる本作品。
第3作目と言っても繋がりは無く
ストーリー脚本の「原作」も「制作陣」も
違うので単体作品と考えて大丈夫です。
~映像・音楽~
監督は「静野孔文」
名探偵コナンシリーズ劇場版で
過去多くの作品監督を務めている。
劇場版 シドニアの騎士(2015年)の
監督をされているのは知らなかった。
音楽は「坂本龍一」
もう言わずもがなの有名作曲家で
作品内の音楽演出は安定した世界観でした。
~演出・時間~
上映時間は97分。
氷河期が近づく恐竜時代の
プテラノドンの少女プノンと
ティラノサウルスのティラノの物語。
「天国」という場所を目指すプノンが
ティラノと出会い一緒に旅をする物語で
道中の様々な出会いを重ねていくような
冒険活劇が主軸となる作品です。
内容としては児童向け王道冒険物です。
時間も97分。ちょうどいい時間でした。
~見所ポイント~
①バランスの良いアニメ映画
万人におススメできる作品だと思います。
制作:手塚プロダクションで
声優陣も全体的に良く、音楽も坂本龍一。
原作有でベースもしっかりとあるので
児童向け寄りではありますがバランス良し。
プノンとティラノが旅の道中で魅せる
良質ロードムービーと言った感じです。
~注意点~
①良くも悪くも平均的
バランスが取れているが児童向け寄り。
深くも浅くも無く、バランスも良いので
どこか「平均点」な印象が強い本作品。
う~ん、あんまり「記憶」に残らない印象。
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「さよなら、ティラノ」を一言で言うならば
「プノンとティラノのロードムービー」
氷河期が近づく恐竜時代の
プノンとティラノが旅の道中で魅せる
ロードムービーと言える本作品。
手塚プロダクションの劇場作品と言えば
制作協力「ユニコ」や「ジャングル大帝」など
手塚治虫作品の「動物もの」の印象も強く
本作品も動物ものとして豊かで楽しい世界観を
魅せてくれた作品だったと思います。
5つ星評価
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