本日のマンガ紹介は
「真実の男 大安吉日真太郎」です。
○作者 福本伸行
○出版社 実業之日本社
○掲載誌 漫画サンデー
○発表期間 1996年
○巻数 全1巻
■あらすじ
会社の面接に現れた見た目が完全な浮浪者「真太郎」は、人事の人に面接終了を伝えられるも自分史を語り始める。彼はなんと東京大学卒業というエリートであった。大学卒業後、面接時に社長に「勉強だけではダメだ」と言われた事をきっかけに、真太郎は一人世界を回る旅に出たという。それから15年。37歳の彼は真実を求め日本に帰ってきた。
~ジャンル分類~
ダメ人間日常漫画
~要素方程式~
[ダメ]×[下ネタ]×[ギャグ]
=[福本史上]×[No.1駄作]
「カイジ」「アカギ」を世に輩出した
福本先生作品史の中でも、本作品だけは
かなり衝撃を受けるので要注意です(;´・ω・)
なんせ初期の頃の人情物のような雰囲気で
一見すると「最強伝説黒沢」に似ていますが
クソ人間ストーリーです!
まずコミック表紙見てください笑。
もうこの顔がアウトです。
笑えないギリギリのダメっぷりです笑。
そもそも出だしの設定がふざけていて。
見た目が浮浪者で東大卒業後に世界の旅に出て
10年後日本に帰ってきて会社の面接を受ける・・
誰も思いつかないですよこんな設定笑。
この「真実の男」では主人公の真太郎が
人生って何?真実って何?といった感じで
超ハイテンション&下ネタの嵐で
怒涛の日常が繰り広げられます。
ただし内容が雑で伝えたいメッセージ性も
崩壊していて見ていて辛い・・(ノД`)・゜・。
~見所ポイント~
①究極のクソ人間
本当にここまでひどい作品はなかなかない。
見所もないし、設定もおかしく、画力もひどい。
一見、福本先生作品初期の
「人情もの」テイストなのに
内容がかなりふざけていてギャグだらけ。
見所が無さ過ぎるので
「こんなにもひどい漫画がある」という
見所があるというしか・・笑。
②破天荒なストーリー
まあ唯一見所で挙げるなら
予想が付かない破天荒なストーリーですかね。
基本的に物語は真太郎が
様々な不幸に巻き込まれる感じで進むんですが
その出来事がまたひどく
コミカルでギャグチックばかり。
社長と一日だけ身分を交代して
社内で合コンを開催してやりたい放題の真太郎。
内容としては、結婚相談所に勤めることになったり
女に騙されて、給料を全部渡してしまうとか
もはやダメ人間まっしぐらの真太郎。
真太郎が起こす破天荒ストーリーが唯一見所か。
~注意点~
①駄作の雰囲気
作品全体に駄作の雰囲気が漂っています。
見ていて「イライラ」してくると思います笑。
たぶん漫画としてテーマの軸だったり
テーマが仮にあっても構成が悪いので
どちらにしても見ていて面白いと思えない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「真実の男 大安吉日真太郎」を一言で言うならば
「福本作品史上最低主人公」
もうこの真太郎はひどいです。
キャラクター以上に設定やストーリーの雑さが
この作品の印象を悪くしています。
福本先生申し訳ありません。
尊敬はしていますが、真太郎だけは・・
この作品だけは面白いと思えなかった。
個人的好み度 22%
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