本日のマンガ紹介は
「ひとり暮らしのOLを描きました」です。
○作者 黒川依
○出版社 徳間書店
○掲載誌 ゼノンコミックス
○発表期間 2015~2018
○巻数 全6巻
■あらすじ
月曜日がイヤすぎて泣いてみたり、することが無さすぎてボ~っとホコリを眺めてみたり…。一生懸命毎日を耐え忍ぶ、不憫可愛いOLショート漫画!!(コミック1巻裏表紙より引用)
~ジャンル分類~
OLあるあるショート漫画
~要素方程式~
[OL]×[孤独]×[ひとり暮らし]
=[不憫]×[可愛い]
WEBコミックで「不憫可愛い」
と世間をにぎわせた本作品は
OLのひとり暮らしの「孤独」「切なさ」
を焦点に当てて繰り広げる
ほとんどが「悲しく」
たまに「ほっこり」とするショート漫画。
2010年代でマンガ業界のなかでも
WEB系コミックの勢いはすごく
それゆえにショート形式のマンガは
多く増えてきたような気がします。
~見所ポイント~
①切なくて愛おしい
「不憫可愛い」と言われるように
やはりこの「切なく」「愛おしい」ような
なんとも不思議な気持ち・・・
と、言っても自虐的要素が強いのですが
そこが面白く見どころ。
基本的には見開きで右にテキスト
左に大ゴマ、もう1ページで終わり。
こんな形式でWEB上で公開されたものが
書籍となってまとまっていきます。
個人的にこの
「何かしようと思ったけど結局夕方」
というのは
自分も結構インドア派なので
あるあるで心を打たれます(笑)
こんな風に誰しもが感じる「あるある」が
悲しめ要素強く笑いに昇華させる
そんな部分がこの作品の見どころで
軽く読めるのでストレスなく気軽です♪
②カエル君
個人的にこの作品の部屋にいる
「カエルの人形」が好きです(笑)
人形なはずのカエル君なんですが
このOLに寄り添うように存在します。
かなりの確率でOLの姿を
まねるような場面が多いので
OLを見つつも
なんだかんだカエル君の姿を
追ってしまっている自分がいる…。
~注意点~
①ないようはない
WEB系コミックの特徴はその特性もあってか
4コマ形式やショート形式で
内容がライトな部分が目立ちます。
それこそ1冊の「マンガ」
として読んだときの読み応えは
通常のそれとは大きく違った印象を
持つと思うのでそこは注意です。
要は「内容が薄い」なんてことを
WEB系コミックに言ってもしょうがないのです。
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「ひとり暮らしのOLを描きました」
を一言で言うならば
「月曜日が嫌すぎる全ての人へ」
WEBコミック特有の「ライト」な
内容が一冊としたときの違和感は
無いと言えばウソになりますが
そもそもそういうものだと割り切りましょう。
あるあるのバリエーションと
「不憫可愛い」のテーマは一貫しているので
スラスラ読んで少しの時間をつぶしたいときには
おススメの作品です!!
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