本日のマンガ紹介は 「NINKU -忍空-」です。
○作者 桐山光侍
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 1993~1995
○巻数 全9巻
■あらすじ(wikipediaより引用)
ファーストステージ
忍空組の活躍により戦乱の世も治まったかに見えたEDO暦3年、風助は旅の途中で忍空組の残党が悪事を働いているのを目にする。そんな折、橙次が残党の過激派に囚われたとの報に接する。彼らは「忍空狼」と称し、1人1人が隊長顔負けの実力を持つ刺客を干支忍達に放っていた。かくして干支忍と忍空狼による忍空戦争が勃発した。
セカンドステージ
MUROMACHI暦155年、戦乱で両親を亡くした風助は橙次と出会い、忍空を学ぶことを決意する。その2年後、割拠する群雄達が統合されてくるのを察した麗朱(お師さん)は戦乱に終止符を打つべく弟子である干支忍達を招集する。風助たちはその途上で夜叉連合軍と対峙する。
~ジャンル分類~
独特世界観バトル漫画
~要素方程式~
[忍者]×[独特]×[ギャグ]
=[唯一無二]×[未知]
この主人公はみなさん知っていますか?
(2020年現在30代以上の人限定か・・)
自分自身に当てはめると小学校の頃
アニメで観ていた記憶があって
この独特な顔の主人公は
なんだか今でも強烈に覚えていました。
物語はざっくりと第二部構成になっています。
第一部「ファーストステージ」では
忍空という最強の格闘技組織の存在が語られ、
その忍空の裏切り者で結成された組織でもある
「忍空狼」と言われる組織との対決まで。
第二部「セカンドステージ」では、
少し過去へ話が戻り、主人公である風助が
どうして忍空と出会ったのか、
というストーリーを基本軸に
夜叉連合軍との対決で幕を閉じる。
アニメがものすごく面白く
そして原作を見てショックを受ける
典型的な例として挙げられます笑。
~見所ポイント~
①独特すぎる・・・
見所なのか、注意点なのか・・
もはやわからないほど独特です。
かつてこれほどまで独特で、かつ
説明しがたい雰囲気を持つ漫画は見たことがない。
説明が困るときは画像を載せるのが一番。
敵の無言の1ページ登場も独特。
全体的なギャグも独特。
セカンドステージでの橙次と風助の一シーン。
これはかなり笑ってしまった笑。
すべてが独特。う~ん、説明に困る・・・。
②画力を感じる
基本的には画力を感じるシーンは少なく
構図も悪くて見づらいんですが
時折にすごく画力を感じる場面があるのは確か。
特にこの主人公風助のデザインと
時折のインパクトはものすごい力がある。
~注意点~
①なんなんだろう・・・
独特すぎるこの作品ですが
独特なだけであって
正直漫画として楽しめなかった。
漫画としての読みやすさや構成力が
あまりにも理解の外に出てしまって
その世界観に入り込むことができなかった。
②画力の荒さ
時折いい画力を感じるんですけど
大体は画力が低く特にキャラの描き分けに関しては
非常に悪く誰が誰かわからないときもしばしば。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「NINKU -忍空-」を一言で言うならば
「独特すぎるセンス&テンポ」
アニメがおススメです!!笑
おそらく原作漫画の歴代アニメ化作品のなかでも
アニメ完成度が原作を超える振れ幅最強作品。
作品全体に漂う「独特感」には
衝撃を受けるのは間違いない。
この独特感に関しては
大きく光っている作品だと言えます。
ただ、第一部のボスの敵の裏切りの動機が
「師匠に課せられた崖のぼりで
仲間を助けずに登りきったら破門され
仲間を助けて登りきった風助にムカついた」
ですよ!?笑。
どんだけ薄い動機なんだよって
ちょっと苦笑してしまいました笑。
正直「独特」ではあるが
好きになれなかった珍しい作品。
個人的好み度 10%
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