本日のマンガ紹介は 「DEATH NOTE」です。
○作画 小畑健 原作 大場つぐみ
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 2003-2006
○巻数 全12巻+第13巻(ガイドブック)
■あらすじ
高校生の夜神月(やがみ ライト)は、ある日、自身の通っている高校の敷地内で奇妙な黒いノートを拾う。それは死神・リュークが落とした、人間の名前を書き込むと書かれた人間が死ぬというデスノートだった。犯罪者が存在しない理想の新世界を作るため、月は世界中の犯罪者名を次々とノートに書き込んで葬る。やがて犯罪者を葬る者の存在に気付いた人々は殺し屋(=Killer)の意味から「キラ (KIRA)」と呼び始め、キラを「神」と崇め崇拝する者まで現れた。
一方、キラの存在を察したICPO(インターポール)は、手がけた事件を必ず解決に導く、全世界の警察を意のままに動かせる唯一の存在である謎の名探偵L(エル)にキラ事件の調査を依頼。キラを悪と見なすLは、キラが日本の関東地区にいると判断し、日本に捜査本部を設け、キラに挑む。こうして“キラ”と“L”は、それぞれの正義を掲げて対峙することになる。(wikipediaより引用)
~ジャンル分類~
推理サスペンス漫画
~要素方程式~
[ノート]×[死神]×[正義]
=[サスペンス]×[推理]
社会現象ともなったこの作品。
見たことはなくともデスノートの効果ぐらいは、
聞いたことがある人がほとんどだと思います。
内容はあらすじの通り
死神が落としたデスノートを使い
「新世界の神」を目指す夜神月と
世界探偵として絶対的正義を
信念に持つL(エル)との
高度な心理戦が見所の作品。
ちなみに原作者の大場つぐみは
「とっても!ラッキーマン」作者の
ガモウひろしではないかとの周知の事実。
(記事下部にラッキーマン紹介もリンク)
これは大場つぐみのネームをみて
一瞬で本当だと確信しますので要チェック笑。
~見所ポイント~
①複雑な心理戦
まずは言う間でもなく
デスノートの存在が
本作品のミソであって核でもある。
「ノートに名前を書けば死ぬ」という
実証証拠(ノート以外)が何一つわからない
殺人方法であるこの殺人兵器を
どうやって阻止するか
どうやって見つけ出すかなど
夜神月と世界探偵Lの高度な心理戦が見所。
二人の宿命とも言える戦いが描かれていきます。
また、L側にはその殺人方法自体が
始めはわからないので
仮に犯人が特定できても
「殺人方法」というものを抑えないといけない点が
面白みを増すポイントでもあるかもしれない。
②ターニングポイント
物語中には劇的に物語が進む
ターニングポイントが多くあり
サスペンス漫画として
面白い展開が次々に起こります。
監視カメラが64個も
付いていることが発覚したシーン。
夜神月の対応も必見。
堂々と夜神月の前に現れた探偵L。
二人の目が初めて合うシーンは必見。
全体的なサスペンス推理が見事で
次々に起こる場面に引き込まれていきます。
③死神の存在
ノートを人間界に落とした
発端でもある死神リューク。
死神という存在が、人間界に生じ
心理戦の中にも複雑に関わってくるので
ここままたサスペンス漫画として魅力的。
さらには死神の取引でもある
「死神の目」の交換によって
「人の名前が顔を見て判断できる」
という能力を手に入れたりと
ストーリーが劇的に進展したり
取引も物語の結末にも深く関わってくる。
監視カメラを逃れ
外でリンゴを食わされ文句を言うリューク。
「死神の殺し方」というものも
物語中で語られるので必見。
リンゴが好物で、夜神月に
ペット化されるリュークも見所です笑。
~注意点~
①後半のつまらなさ
正直前半と後半で面白さが大きく変わる。
まあこれはあまりにも人気が出てしまった
編集上のジャンプ特有の長期連載問題もあって
後半のグダグダさというか質のDOWNに
本当にもったいない!と思ってしまう作品。
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「DEATH NOTE」を一言で言うならば
「”夜神月”VS”L”の対決」
ノートに名前を書いたら死ぬ。
たったこのひとつのアイデアが
世界への影響、サスペンス、死神・・・
人間ドラマ、アクションなどなど
これでもかと面白さを爆発させている作品。
原作者のサスペンスの質はお墨付き。
全12巻と読みやすく、完成度の高いマンガ。
個人的好み度 79%
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