マンガ紹介「テニスの王子様」

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本日のマンガ紹介は 「テニスの王子様」です。

○作者 許斐剛
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 1999年34号 – 2008年14号
○巻数 全42巻

■あらすじ
 アメリカ各州のテニスJr大会で4連続優勝の経歴を持つテニスの天才少年、越前リョーマ。アメリカから帰国したリョーマは、テニスの名門「青春学園中等部」に入学。全国制覇を目指す青学テニス部に入部し、1年生にしてレギュラーとなったリョーマが、様々な対戦校やライバル、時に仲間との試合を経て成長していく物語。(wikipediaより引用)

~ジャンル分類~ 
テニススポーツ漫画 

~要素方程式~ 
[テニス]×[イケメン]×[必殺技]
=[ギャグ]×[トンデモ展開]


当時自分が中学生に入学するかしないかの頃に
連載が始まって一躍人気になった本作品。

数々のイケメンキャラとかっこいい必殺技。
当時テニス人気を広げた作品だったと言える。
(現にテニス部入部者が激増したのを覚えている)

出典:コミック「テニスの王子様」第1巻

生意気で最強ルーキーである越前リョーマが
数々の強敵を倒していく熱血テニス漫画です。

~見所ポイント~

①ありえない必殺技

はっきり言います。
このテニス漫画は笑えます。
そして爽快で面白い。

あまりにありえない必殺技
もはやスポーツ漫画を超えた
スポーツギャグという新たな境地を生んだ笑。

相手がネットを超えない回転が出せます。
バウンドしないドロップショットが打てます。
相手が打ったボールを操れます。
ネットに綱渡りさせて落とせます。
観客席まで選手が吹っ飛びます。

出典:コミック「テニスの王子様」第36巻

カウンターの名手である不二は大好きなキャラ。
次々登場する必殺技は当時読んでいて楽しかった。

これほど面白い必殺技のオンパレードは見所。
スポーツ漫画ではなくギャグ漫画作品として。

②ありえない身体能力

必殺技もありえない見所ですが
登場するキャラクターの身体能力もまた脅威。

ひとりでダブルスができます笑。
相手の腕を打球で折ることができます。
何球で試合が終わるか未来が見えます。
煙を発生させて光ることもできます。

出典:コミック「テニスの王子様」第31巻

テニスの王子様で一番ツッコミを入れたのは
上記画像の「ひとりでダブルス」の菊丸です笑。

ツッコミどころ満載とはこのことです。
本当にすごいので注目笑。

③一番の重罪人は・・

ありえない必殺技にありえない身体能力。
スポーツ漫画をここまで振り切らせた世界を
作ってしまった重罪人は誰なのか・・。

これは当時は気づかなかったんですが
ついに気づいてしまった・・。

最強ルーキーの越前と遠山の名勝負シーン。
最強と最強の必殺技が重なった打球は
真っ二つになりお互いのコートに半分ずつ落ちる。

この時点で問題なのですが笑
さらに問題なのがこの後のシーン。

出典:コミック「テニスの王子様」第38巻

真っ二つは引き分けじゃないでしょ・・。

そう。

数々のありえない必殺技や異常事態に対して
制止どころか盛り上がる観客と
静かに試合の状況を容認する審判。

実はこの世界観を作ってしまっている重罪人は
観客審判なのではないかと・・。

~注意点~ 

①スポーツ漫画として・・・

正直スポーツ漫画としてみるなら
これほどひどいものはない。

超人的な身体能力とかならまだしも
すでにこれはバトル漫画に引けを取らない
特殊能力を使ってテニスをしています。

なので万が一に純粋なスポーツ漫画として
この作品を読もうとするのだけは要注意です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「テニスの王子様」を一言で言うならば

私の波動球は108式まである  

この台詞はギャグ漫画を含めたとしても
TOP10入りくらいに笑ったシーンでした笑。

そしてここまで振り切ったスポーツ漫画は
確かにひどい部分やツッコミ所は多い作品ですが

奇想天外 荒唐無稽
爽快で劇的な展開は素直に「面白い」

ある意味ではジャンプらしい作品で
多くの人気と物議を生んだ作品でした。


個人的好み度
 75%

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