マンガ紹介「ボボボーボ・ボーボボ」

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本日のマンガ紹介は
「ボボボーボ・ボーボボ」です。

○作者 澤井啓夫
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 2001年12号 – 2007年31号
○巻数 全28巻(第1部:全21巻 / 第2部:全7巻)

■あらすじ
 マルハーゲ帝国(アニメ版では放送コードの関係上マルガリータ帝国に変更されていた)に支配された西暦300X年の未来の地球を舞台に、マルハーゲ帝国の皇帝が自らの力を示すプロパガンダの為に、人類を丸坊主にするべく結成した毛狩り隊から、人類の髪の毛の自由と平和を守る為、鼻毛真拳の使い手であるボボボーボ・ボーボボが戦う不条理ギャグバトル漫画である。(wikipediaより引用)  

~ジャンル分類~ 
ハイテンションギャグ漫画 

~要素方程式~ 
[不条理]×[独特]×[ギャグ]
=[ハイテンション]×[毛]


本作品との出会いは忘れもしない中学の頃。
友達の家でジャンプを読んでいたときです。

衝撃的な作風に友達と大笑いしていたのは
すごくいい思い出です。インパクトは凄かった。

あらすじを見てもらえばふざけたギャグ漫画だと
すぐにわかったと思います・・。

強烈なタイトルである「ボボボーボ・ボーボボ」
鼻毛真拳の使い手ボーボボが毛狩り隊を引き連れた
マルハーゲ帝国を滅ぼす物語。

出典:コミック「ボボボーボ・ボーボボ」第1巻

ボーボボの初登場シーン。
何故か野菜のピーマンにボコボコにされ登場笑。

出典:コミック「ボボボーボ・ボーボボ」第1巻

鼻毛真拳奥義を初めて使ったシーン。
すごいインパクトだ!!!

作中では不条理で独特なテンションで
ギャグが飛び交いとにかく小出しが多い作品。

また作中の使われる
言葉もキャラも世界観もすべてが異質。
見れば必ず記憶に残ってしまう作品なんです。

~見所ポイント~

①見たこともない画風

何より突出しているセンスが
コミック1巻表紙を見てもらえばわかる通り
この劇画チック?な強烈な画風です。

線を何重にも重ねて描いていくこの画風は
非常にインパクトがありそれでいてこの作者の描く
漫画の作風にもぴったりマッチしています。

出典:コミック「ボボボーボ・ボーボボ」第1巻

変な将棋のコマが出てきて
「成るぞぉぉ」と登場。意味がわからない笑。

この画風は好き嫌いも多いかもしれませんが
慣れれば気にならないので大丈夫ですきっと。

「誰も見たこともない漫画」と言える作風です。

②独特なハイテンション

もうひとつ突出しているものは
ハイテンションでありながら不条理という
なんとも不思議な雰囲気をもつ点にあります。

謎の決めセリフや謎の登場人物。
ありえない世界観にありえない表現。
とにかくすごい雰囲気を持つ。

出典:コミック「ボボボーボ・ボーボボ」第1巻

くまさん達が集まってボーボボ達と
プルコギのポーズ練習の場面。

劇画チックで強烈なノリでありながら
不条理・シュール・ハイテンション
もはやどんな種類のギャグも飛び出してくる
本作品ならではのギャグ世界観を持つ。

本当に衝撃的なギャグ漫画ですね。

~注意点~ 

①作品の行く末は・・ 

ここまで前半と後半で
面白さが変わるマンガもなかなかない。

前半のシュールであり
ハイテンションでもある個性あふれる作風が

物語中盤以降はバトルマンガと変わり
内容も超ワンパターン&意味不明な展開へ。

マンネリとも違う伝えづらい失速感。
ここは当時読んでいてショックでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ボボボーボ・ボーボボ」を一言で言うならば

鼻毛真拳ギャグ炸裂!!  

見所や魅力は確かにある作品ですが
中盤以降、驚異的に面白くなくなります。

しかも並みのつまらなさではない。
序盤と中盤以降の面白さが天と地ほど差があるので
そこだけが注意点です・・・。


個人的好み度
 20%

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