本日のマンガ紹介は
「炎の闘球児 ドッジ弾平」です。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/炎の闘球児-ドッジ弾平-191x300.jpg)
○作者 こしたてつひろ
○出版社 小学館
○掲載誌 月刊コロコロコミック
○発表期間 1989年 – 1995年
○巻数 全18巻
■あらすじ
ドッジボールが大好きな弾平は、小学校に入ったら闘球部(作中ではドッジボールを「闘球」と表記。ちなみに正しくは「避球」)に入ると決めワクワクしていた。弾平の父は生前伝説的な闘球選手であった。
入学式の朝、父の墓石に渾身のシュートを投げ込むと倒れた墓石から形見のボールが出てくる。寺の小坊主で親友の珍念と一緒に球川小の闘球部に入った弾平であったが、そこには意地の悪い先輩ばかりであった。生意気な性格の弾平を見逃すこと無く、異例の入部テストを敢行する部員達、過酷なテストを耐えた弾平を見て部員達は実力を認める。
終生のライバルとなるであろう大河との出会いや、他小のライバル、他スポーツとの対決との中で、過酷な練習や仲間との連携で弾平は強くなっていくのであった。(wikipediaより引用)
~ジャンル分類~
熱血ドッジボール漫画
~要素方程式~
[ドッジ]×[熱血]×[特訓]
=[必殺技]×[一撃弾十郎]
みなさん・・ドッジしてますか?
本作品をリアタイ読みしていた世代は
おそらく2020年現在で30代後半くらいか。
かく言う自分はアニメ再放送を
小さいころに見ていた記憶があるくらいで
コロコロで漫画は読んでいませんでした。
アニメは熱中して見ていた思い出深い作品。
原作を改めて読むとなかなかにすごい。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/弾平5巻-1024x850.jpg)
物語の主軸は主人公の「一撃弾平」が
ドッジボールに熱く取り組んでいきながら
様々な殺人ショットを繰り出すストーリーです。
~見所ポイント~
①ありえないショット
やはり本作品の一番の見所は
ありえない殺人ショットの数々です。
正直アニメでの記憶と原作を読んだ記憶が
曖昧ですので紹介は両方とさせてください笑。
記憶に残るショットを紹介します!!
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/炎のショット10巻-598x1024.jpg)
主人公一撃弾平の必殺技。
ボールに描かれている
炎のマークに指5本をあてると発動。
漫画原作では明確に
炎のショットの技名は出てたかどうか。
アニメでは炎のショットでした。
ボールが燃えて相手選手に向かう。
漫画原作では岩も破壊している。
燃焼。器物破損。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/スカイショット5巻-605x1024.jpg)
主人公のライバルである
二階堂大河の必殺技。
アニメでは稲妻ショットで
漫画原作ではスカイショットだったので
これは結構驚きました。
空高く飛んだあと相手選手に向かって
叩き付けるような強烈ショット。
急降下。電撃。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/アックスショット2巻-604x1024.jpg)
二階堂大河と同じチームにいる
長髪の男:五十嵐の必殺技。
大河の側近・二番手位置で
何気にいい味出してるキャラでした。
オーバースローで鋭い軌跡を描くボールは
相手の胸当てを切り裂き破壊する。
乱脚。傷害事件。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/スピントルネード6巻-607x1024.jpg)
強豪チームキャプテンの嵐の必殺技。
身体をぐるぐる回転して
球をいつ投げるか分からなくするフォーム。
当時自分が一番好きな必殺技で
実際に真似して投げていました笑。
だが特にあんなに回らなくてもいい気がする。
無駄。超回転。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/スイッチショット5巻-602x1024.jpg)
強豪チームキャプテン嵐の
側近・二番手位置の大男キャラ。
両利きと長い手の利を活かして
背中側から振りかざすフォームにより
どちらから投げられるかわからない。
原作・アニメ共にこの技は
弾平をかなり苦しませましたが
どちらから来たとしても
そんなに脅威なのだろうかとふと思う。
両手投げ。疑問。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/パワーショット8巻-623x1024.jpg)
山奥で修行している
陸王という男のパワー系必殺技。
ボールを力技で圧縮させて
その反動を利用する強烈投法。
かめはめ波のようなフォームで投げるので
当時アニメを見ていて印象的でした。
荒くれものが多い学校の主将で
本人の格好もなかなかにやばい笑。
圧縮ボール。荒くれ。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/スピンドリルショット16巻-580x1024.jpg)
全国大会決勝の相手である
最強チームで登場する賢木の必殺技。
アニメでは見た記憶がないので
おそらく漫画原作のみ登場キャラ。
間違っていたらすみません。
手の強烈なスピンで放出する球は
相手の手のひらを切り裂くほど。
威力も殺傷能力も作中最強か・・。
疾風。試合中止。
ふう。紹介したいショットはまだまだある。
とりあえずその他ショットは原作でチェックを♪
個人的には陸王と嵐の必殺技ショットは好き。
②父親の名前が「一撃弾十郎」
やはりドッジ弾平を語る上で
父親の紹介はしなければいけない。
世界中どこを探しても
「一撃弾十郎」なんて名前はいない笑。
世界的有名なドッジボールプレイヤーの父は
練習中の死亡という理由でお墓が建てられている。
そしてそのありえない墓の大きさは
ドッジ弾平と言えばのトンデモ設定です。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/弾十郎の墓5巻-641x1024.jpg)
問題の墓がこちら。
初日の出が隠れる墓って一体・・。
ちょこんとした人型と比較すると
この墓の大きさのすごさがわかります笑。
ちなみにネタバレは避けますが
この墓は最後まで重要要素なので必見です。
③ちょっと余談・・
ちょっと余談。
これだけは言っておきたくて。
漫画原作でもアニメでも出るストーリーで
不良の生徒達と河原で変則ドッジをする場面で
球を投げられた不良が取った行動がこちら。
![](https://manga-beta-beta.com/wp-content/uploads/2020/06/メリケン4巻-604x1024.jpg)
え・・メリケンでボール粉砕って。
ボール割っちゃいかん。いかんよ・・。
小学校低学年。
メリケンという言葉を初めて知った日。
以上です笑。
~注意点~
①ベタで低学年向け展開
まあコロコロコミックなので
低学年向けなのは当たり前なのですが
本当に「コロコロ」なので(意味深)
そこは念のため注意です。
あと結構原作の方が下品な感じも強い。
弾平もギャグでウンコとかしてました笑。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「炎の闘球児 ドッジ弾平」
を一言で言うならば
「日の出が隠れる大きな墓」
なんと言っても日の出が隠れる墓!!
このスケールと一撃弾十郎のインパクトが
強すぎて殺人ショットも霞むほどに笑。
当時ドッジボールが大好きで
アニメを無心で見ていた思い出深い作品で
漫画として今となって面白い面白くないではなく
この「ドッジ弾平」を知っている方と
話ができたらそんな幸せなことはないなぁ。
個人的好み度 34%
コミックの品揃えが世界最大級の電子書店!
約9000作品の無料読み放題コーナーも充実!
電子書籍で購入なら《ebookjapan》がおススメ
コメント