本日のマンガ紹介は
「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」です。
○作者 おおひなたごう
○出版社 KADOKAWA
○掲載誌 コミックビーム
○発表期間 2012-2019
○巻数 全12巻
■あらすじ
自宅で恋人のみふゆと初めて迎えた朝。二郎はみふゆの作った目玉焼きをいつものように黄身をつぶして醤油を垂らし、白身と絡めて美味しく食べていた。しかし、みふゆを見てみると黄身はつぶさずに白身だけを食べ、最後に残った黄身だけを口に入れていたのだ。二郎の口から出た言葉は「お前…バカか?」(wikipedia引用)
~ジャンル分類~
食べ方順序グルメ漫画
~要素方程式~
[目玉焼き]×[黄身]×[いつつぶす]
=[食べ方]×[違い]×[コメディ]
恋人のみふゆと初めて迎えた朝。
二郎はみふゆの作った完璧な朝食に
ご満悦の表情を浮かべて微笑む。
しかしその後、みふゆの目玉焼きの食べ方に
衝撃を受けた二郎はみふゆに暴言を吐いて
みふゆに出ていかれてしまう・・。
そんな「食べ方」×「順序」という
グルメあるあるをコメディ豊かに演出する。
それが本作品「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」
~見所ポイント~
①食べ方順序のグルメコメディ
人の「食べ方」と「順序」という
あるあるを起点に描くその原点要素に
「目玉焼きの黄身」を持ってくるところは
さすがで目の付け所が面白いです。
目玉焼きの黄身をいつ食べるか?
これは日常の食べ方の個性が出る場面で
おそらく人それぞれ違いも出るでしょう。
二郎の暴言のきっかけになった
「黄身を最後まで残して最後に食べる」
という、みふゆの食べ方のシーン。
自分も子供の頃はこの食べ方でした笑。
その後話は黄身をつぶすと皿が汚れるとか
ごはんの上に乗せてから黄身をつぶすとか
次々に展開される話はとても面白い。
②オムニバス形式の食材ストーリー
基本的に1,2話など食材ごとに
食べ方グルメコメディが展開されてきます。
「とんかつ」なんてのも色々食べ方がありそうで
本作品でも早々にテーマとして登場します笑。
みなさんはどんな食べ方をしているでしょうか。
基本的に二郎はスタンダードな食べ方が多く
数々の登場キャラの食べ方の違いに驚き
そしてそこに真剣に悩む姿がクスリと面白い。
付け合わせのキャベツにまったく手をつけず
最後の最後にキャベツのみを食べる女性が。
とんかつひとつでも「食べ方」「順番」「ソース」
ひとつの食材で数々のストーリー展開がされるのは
本作品ならではなのグルメコメディだと思います。
~注意点~
①特になし
読みやすく共感もしやすく
軽々読めてクスリと面白い。
特に注意点はないです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」
を一言で言うならば
「あなたの食べ方は標準的!?」
中学生の頃のお弁当時間の時に
友達におかずだけ先に食べて
白飯だけ最後に食べてるやつとかいて
ショックを受けた記憶が蘇るなぁ。
本当にそんな感じの誰しもが感じた経験がある
「食べ方」と「順序」をテーマにした本作品は
自分自身の食べ方を見つめるいい機会だったり
他人との違いに面白さを発見する瞬間だったり
共感性の高いグルメコメディと言える。
食べ方順序のグルメ漫画を是非ご覧あれ。
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