マンガ紹介「鬼滅の刃」

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本日のマンガ紹介は 「鬼滅の刃」です。

○作者 吾峠呼世晴
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間  2016-2020
○巻数 全23巻

<注意補足>

主人公炭治郎の妹である「ねずこ」の
頭文字が端末によって[ネ]
ではなく[示] 辺の
「禰豆子」表示される場合があります。

■あらすじ
 時は大正。主人公・竈門炭治郎は亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていた。炭治郎が家を空けたある日、家族は鬼に惨殺され、唯一生き残った妹・竈門禰豆子も鬼と化してしまう。禰豆子に襲われかけた炭治郎を救ったのは冨岡義勇と名乗る剣士だった。義勇は禰豆子を「退治」しようとするが、兄妹の絆が確かに残っていることに気付き剣を収める。
 義勇の導きで「育手」鱗滝左近次の元を訪れた炭治郎は、禰豆子を人間に戻す方法を求め、鬼を追うため剣術の修行に身を費やす。2年後、炭治郎は命を賭けた最終関門である選別試験を経て、「鬼殺隊」に入隊する。(wikipedia引用)

~ジャンル分類~ 
大正和風剣戟バトル漫画 

~要素方程式~ 
[人間]×[鬼]×[大正時代]
=[呼吸]×[剣戟バトル]×[兄妹]


不老不死で凶暴化する「鬼」が
世に運ぶる世界観の大正時代の日本を舞台に

家族を鬼によって惨殺されてしまった
主人公:炭治郎(たんじろう)と
唯一の生き残りの妹:禰豆子(ねずこ)が

数々の出会いや冒険を通して
「鬼」を退治する和風剣劇バトル漫画です。

出典:コミック「鬼滅の刃」第1巻

オリコンの年間コミック売上ランキング2019で
期間内で約1200万部で一位となる異常事態。

アニメ化があの「Ufotable」ということもあり
人気に火が付いた。漫画業界でも異例なヒット。

2020年5月18日の掲載で「最終回」を迎え
大ブームのなかで、かつ、あの少年ジャンプで
円満に終わった事もあり、歴史に名を残しました。

~見所ポイント~

①妹と進む鬼退治

基本的なストーリーはあらすじと冒頭の通り。

鬼に家族を殺されてしまった炭治郎が
「鬼殺隊」への参加から始まる鬼退治が主軸。

まず始めに見所としてあげたいのは

鬼に襲われた人間は通常「鬼化」となるが
完全に鬼化せず人間の状態を保つ妹の禰豆子と
鬼退治を共にするこの設定は面白い。

出典:コミック「鬼滅の刃」第2巻

ただし禰豆子は人間の頃のように「自我」が
完全にあるわけではなく、いつもは炭治郎が背負う
木箱に担がれています。言語も忘れかけています。

この「完全に鬼化していない」状況にある禰豆子は
本作品のテーマにも大きく関わるキーマンです。

また、ジャンプ主人公のなかでは珍しい

「地に足のついた真面目で謙虚な誠実さ」
「敵の鬼にも慈悲の心を持つ性格」

出典:コミック「鬼滅の刃」第5巻

主人公の炭治郎の魅力も本作品の見所のひとつ。

②鬼の祖「鬼舞辻無惨」

本作品の最大の敵でもある「鬼」の祖である
鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)は語らねば。

無惨は鬼の「不老不死」の肉体を手に入れたが
鬼の弱点である「日の光に当たると死ぬ」という
部分を克服するため二つの「物」を求めている。

出典:コミック「鬼滅の刃」第12巻

ひとつは無惨を鬼化させた医者の情報から
弱点を克服できる可能性を持つ「青い彼岸花」

もうひとつは完全に鬼化しない特異体質を持つ
「禰豆子」を体内に取り入れようと考える。

敵キャラとしての淡々とした脅威は必見。
敵としてのカリスマ性はどっしりと描かれます。

③バトル漫画としての魅力

本作品は基本的には剣戟による戦闘が多く
主人公サイドの「鬼殺隊」は○○の呼吸として
それぞれの特徴や特異を発揮する技が魅力。

出典:コミック「鬼滅の刃」第15巻

この点は割と有名作品の良い所取りか。
これを同誌内の作品で例えるとするなら・・。

一枚絵の必殺技カットが多いところは
かなり「BLEACH」イズムを感じる。

○○の呼吸などは自身の特性や特異の表現で
体内の気のような扱いは「NARUTO」のよう。

戦闘中の細かい描写説明や残虐性などは
「HUNTER×HUNTER」を彷彿とさせる面も。


客観的に見ると和風剣戟のオリジナリティを保ち
しっかりと「面白さ」のバランスが整っている。

④感覚を意識する場面

本作品かなりの突出した「特徴」をあげるなら
「五感」を意識するような描写が多いこと。
これは隠された魅力なのかなと個人的に思います。

それは仲間キャラ達それぞれに「五感」のなかで
突出した能力が語られていて戦闘にも繋がる。

出典:コミック「鬼滅の刃」第4巻

これは主に仲間サイドのキャラ達が特徴的で・・

「嗅覚」が優れ匂いで様々な判別が鋭い炭治郎
「聴覚」が優れ感情の読み取りも可能な善逸
「触覚」が優れて周囲の感知も捉える伊之助
「視覚」の特殊な目を持って能力発揮するカナヲ

ここにそれぞれの「呼吸」や「気」のような
本作品の特徴要素も相まって魅力に繋がっている。

~注意点~ 

①バトル漫画として・・ 

「BLEACH」イズムを彷彿とさせる一枚絵は
バトル漫画のなかでは「必殺技系統」の色が強く
「理論系」のバトル漫画ではないので
好き嫌いは分かれてしまうかとは思う。

また見所であげた「呼吸」と「五感」という
すごく相性の良い2要素があるのだけれど
そこをより深めた「心理描写」や「臨場感」を
押し出すと魅力があがりそうなんですが

ここに先に挙げた「一枚絵」はちょっと
相性が悪いというか「惜しい」と思ってしまう。

②物語の伏線回収

物語後半は割と「詰め込み感」を感じる面もあり
そして電撃最終回を向かえた本作品では
割と気になる伏線の謎は残っていたりもする。

特に本作品の鬼化の秘密に直結する
無惨が求める「青い彼岸花」の正体だとか
無惨をそもそも鬼化した「医者」の正体だとか

青い彼岸花は最終回に少し登場するも
やはり気になった伏線の謎は残っている感覚。

③鬼舞辻無惨

敵の大ボスである鬼舞辻無惨
非常にカリスマ性が強く魅力的でしたが
ネタバレ防止で明言はしませんが・・

終盤でその「カリスマ性」が崩れ
個人的にはここは残念に感じました・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「鬼滅の刃」を一言で言うならば

兄妹の和風剣戟鬼退治バトル  

2019年最も漫画界でヒットとなった本作品。
アニメ化の影響が強く、それを考慮したとしても
売上やヒットはちょっと異常とも感じる面もある。

正直に言うと異例すぎる大ヒットまでの
「画力」「構成」「キャラ」「セリフ」など
そこまで魅力的だったかなぁと首は傾く。

どこかに突出した感じがなければ
どこかに劣るような感じもなければ
大ヒットに至る要素はまだ発見できていません。

ただ、ジャンプのなかでは割と珍しい
地に足のついた誠実な主人公:炭治郎
ジャンプ主人公の歴史にひとつ名を刻んだと思う。


個人的好み度
 70%

( ゚Д゚)マンガ紹介一覧はこちら( ゚Д゚)



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