マンガ紹介「ドルチ ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」

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本日のマンガ紹介は
「ドルチ ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」です。

※上記コミックは短編集です。
その中の内のひとつの短編作品のレビューです。


○作者 荒木飛呂彦
○出版社 MANGAオールマン
○掲載誌 集英社
○発表期間 1996年
○巻数 短編作品

■あらすじ
 ブリティッシュ・バイカラー・ショートヘアーの雑種ネコ「ドルチ」は、座礁した船にいた。船には他に人間が二人。一人は、死後5日が経とうとする水着姿の女と、もう一人は、無線連絡を待つ一級建築士の愛子雅吾(あやしまさご)であった・・。

~ジャンル分類~ 
漂流サスペンス漫画 

~要素方程式~ 
[ネコ]×[漂流]×[サスペンス]
=[死闘]×[死闘]


「ジョジョの奇妙な冒険」の
作者:荒木飛呂彦先生の短編作品。

内容は、とある座礁した船で起きる
ネコと人間のちょっとした物語です。

出典:コミック「死刑執行中 脱獄進行中」

主人公は、雑種ネコのドルチ。

ドルチは食べ物を探すも見つからず、
船内で無線を待っている
愛子雅吾(あやしまさご)のもとへ向かう。

~見所ポイント~ 

①船で起こる恐怖の出来事

船内には、死んだ女を除いて、
人間がひとり、ネコがひとりという状況。

出典:コミック「死刑執行中 脱獄進行中」

そんな状態でひとつの飴をドルチが発見する。
はてさてこの後どうなるだろうか。

短編でネタバレをしないとなると
これぐらいしか紹介できずすみません(汗)

~注意点~ 

①短編作品内ではパッとしない作品 

「死刑執行中 脱獄進行中」に掲載されている
4つの短編作品の中では一番パッとしないかも。

ドキドキ感や、緊張感あるシーンはあるけど
結末が今ひとつなのでそう感じたのかもしれない。

ただ、非常に読み進めたくなる描写は圧巻。
すごく見ごたえのある、いい短編作品です。

あと、タイトルがなんか好きです笑。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ドルチ ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」
 を一言で言うならば

ヒトとネコの船内サスペンス  

ちなみにこの作品ができた過程なんですが、

編集担当者が

「猫が好きで好きでしょうがない。
生活するうえでの心の希望なんだよ」


という発言に対して

「でも、アンデスの山中で
遭難したら、食べちゃうよ、きっと」


という荒木先生の意地悪な発言から
生まれた短編作品らしいです笑。

あ・・・内容バレたなこりゃあ笑。


個人的好み度
 62%

( ゚Д゚)マンガ紹介一覧はこちら( ゚Д゚)


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