本日のマンガ紹介は
「もう俺、ハエでいいや」です。
○作者 大ハシ正ヤ
○出版社 講談社
○掲載誌 KCデラックス
○発表期間 2007~2009
○巻数 全3巻
■あらすじ
さだやす圭氏、山下和美氏、東村アキコ氏、絲山秋子氏…有名作家がこっそりと推薦するモーニングの深夜枠。キモカワいそう系一コマ漫画、チリが積もって単行本化!
~ジャンル分類~
シュール系1コマ漫画
~要素方程式~
[1コマ]×[哀愁]×[シュール]
=[ハイセンス]×[ローセリフ]
本屋さんで見かけた衝撃的なタイトルに
思わず手を出してしまったこの作品笑。
コミックの単行本タイトルが
「もう俺、ハエでいいや」なんて
この思い切りの良さというか
言葉選びのセンスに惹かれました。
内容としては1コマ漫画です。
どこかのワンシーンを
切り取ったような場面とセリフが
時に悲しく、時に面白く、時にハテナ?
で繰り広げられます。
~見所ポイント~
①シーン選びのセンス
1コマ漫画という土台の中で
シーン選びのセンスが抜群過ぎて。
例えば特にシーン選びで
面白いなぁと思った1コマを紹介。
「コピペ コピペ うるせぇって」
これ、初見は大爆笑してしまいました笑。
なんというかたぶんですけど・・
資料をパソコンで作ってるときに後ろから
「そこコピペした方が早いんじゃない?」とか
結構しつこく言われてたんでしょうね笑。
なんとなくこの1コマで何があったかわかって
ものすごく好きな1コマでした。これは傑作。
②言葉選びのセンス
まあタイトルがすでに
「ハエでいいや」ですからね笑。
所々で出てくる
ナイスな言葉選びが魅力的です。
「すばやさ4」って笑。
レベル1でも7ぐらいはある笑。
③独特なシュール
これはもうなんていうか・・
「?」な視点というかなんというか。
よくわからないんですけど
これは妙に面白かった笑。
~注意点~
①特になし
読みやすいし、面白いし、そもそも1コマだし。
特に注意点はないですね。楽しく読める作品。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「もう俺、ハエでいいや」を一言で言うならば
「もう俺、ハエでいいや」
もうタイトルそのまま。
哀愁とセンスで描かれる本作品。
トイレのひと時に手元にあると
このマンガが最大限に活きると思う今日この頃。
1コマに秘められた独特の世界観。おススメです。
個人的好み度 70%
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