本日のマンガ紹介は
「ピューと吹く!ジャガー」です。

○作者 うすた京介
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊少年ジャンプ
○発表期間 2000年-2010年
○巻数 全20巻
■あらすじ
就職も大学も蹴りギタリストを志望して、さまざまな芸能養成学校やプロダクションのオーディションを受ける「ピヨ彦」こと酒留清彦。その先々でことごとく無理やりなシチュエーションで笛を吹かせようと現れる謎の笛吹き男・ジャガージュン市。
最終的にスター養成校・ガリクソンプロダクション(通称ガリプロ)のノルマ達成のために半ば無理やり入校することになったピヨ彦と、それとまったく同時にふえ科の講師に就任することとなるジャガー。ギターによる音楽活動を夢見ていたピヨ彦であったが、何故かふえ科に入ることになる。(wikipediaより引用)
~ジャンル分類~
超シュールギャグ漫画
~要素方程式~
[ふえ]×[シュール]×[ギャグ]
=[ハマー]×[ジャンプ巻末]
「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」
でもおなじみのうすた京介氏のギャグ作品。
世代によってはこっちが代表作になるかも。
内容はマサルさんとほとんど変わらない
完全なシュールギャグ漫画作品です。

ジャガーさんに連れて来られた店に
自分の人形が悪意満々に作られていることを
発見したときのピヨ彦。そして親父の父字郎。
基本的に1話完結の形式をとっていて
主要キャラクター+準レギュラー+その他キャラ
で構成されているのでどの巻からも楽しめます。
途中にちょくちょく物語と関係ない短編や
意味不明な回があるのも魅力です笑。
~見所ポイント~
①主要メンバー紹介
本作品主要メンバーの紹介。

ギターケースに小さい笛を入れて登場した。
基本的にギャグの大半は
このジャガーさんかもしれない。
髪型は橙色で逆立っていて派手な格好で
目は横線が重なっていてちょっと不気味
(作者が言うに表情作りづらいそうですw)

ミュージシャンを目指すも
ジャガーとの出会いにより
現在は芸能プロダクションのふえ科に在籍。
父親がふえ職人。
基本的にジャガーさんのボケに
ツッコミを入れる真面目なキャラ。

芸能プロダクションの
ヒップホップ術科の講師として登場。
ダウンジャケットに額当てや頭巾をかぶり
忍者のような格好をしている。
忍術とヒップホップの融合を目指す。
基本的にほとんどのキャラから
蔑まれ罵倒されるかわいそうなキャラ。
役割:はっちゃけ

「素直になれない」と
自己嫌悪に悩む引っ込み思案の女の子。
一方ネットアイドル「チムリー」として
活躍するという面を持ち合わせている。
普段はおとなしいが
追い詰められるとキャラが変化して
暴れだすはっちゃけキャラ。
役割:キャラなし

ふえ科の文化祭でのジャガーさんの
見たこともない演奏に衝撃を受け
有名音楽大学を辞めふえ科に在籍。
基本的に個性がないことで
ジャガーさんにいじられ
「しゃっく」とあだ名を付けられる。
実は世間的にはかなり音楽界では認められて
家がお金持ちだという新しい事実も。
②名キャラ「ハマーさん」
マサルさん同様に
「うすた京介」さんのシュールな世界観は健在。

縄抜けの特技を披露して調子に乗るも
前々抜け出せず普通に謝り始めるハマー笑。
「ハマーさん」というキャラは
うすた京介作品歴のなかでも最高キャラ。
本作品のギャグにも大貢献してます!
③適当になってくると面白くなる
作者作品歴の中では
本作品が初めて巻数2ケタ台なので
少々ネタ切れになってきているかもしれない。

今さらながらコミックス内で
表情の描きにくさを嘆く作者笑。
いや・・「ネタ切れ」になったからこそ
うすた節が発揮されているような気もする笑。
~注意点~
①シュールな作風
作者独特なシュールさは
代表作「マサルさん」に比べると
かなり一般的にはなっていますが
まぁ丸く収まってはいない笑。
このシュール感が嫌いだったり
そもそもわかりやすいギャグが好きな人は
ちょっと苦手に感じてしまうかも。
②コミックは意外に読みにくい
週刊誌で読んでいると
巻末オマケとして非常に読みやすいですが
実はコミックで読んでいるとかなり疲れる笑。
コミックだと20話近くが掲載されているので
1冊読み終わった頃には結構疲れます。注意。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ピューと吹く!ジャガー」
を一言で言うならば
「ふえ科一同のシュールな日常」
週刊少年ジャンプでは巻末マンガとして
毎回楽しみ読んでいた本作品。
ネタの作風が変わってきたとは言えば
ちょっと変化もあるかもしれませんが
シュール漫画が好きな人はおススメです!
特に「ハマー」は一押し!!笑。
もう大好きなキャラになりました。
個人的好み度 75%
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