マンガ紹介「聖☆おにいさん」

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本日のマンガ紹介は 「聖☆おにいさん」です。

○作者 中村光
○出版社 講談社
○掲載誌 モーニング・ツー
○発表期間 2006~連載中
○巻数 既17巻(2019年7月現在)

■あらすじ
 世紀末のお仕事をなんとか切り抜けた、イエスとブッダは、下界のバカンスを満喫するために、東京都立川のアパートで二人暮らすことになる。下界の生活に馴染めるのか心配なところがある二人ではあったが、意外にも、生活は定着してきている。

~ジャンル分類~ 
宗教的ギャグ漫画 

~要素方程式~ 
[宗教]×[ギャグ]×[小ネタ]
=[シュール]×[シュール]


「このマンガがすごい!2009」
堂々一位の座を手に入れ
当時注目されていたこの漫画。

2009年での第3巻では
売り上げ一位を獲得するなど
人気・知名度共に注目されたギャグ漫画作品。

2020年現在いまだ連載中で
アニメ・実写映画化などその幅は
広がり、中村光先生の主作品とも言える。

出典:コミック「聖☆おにいさん」第1巻

内容はあらすじで少し説明しましたが
要は「イエスとブッダ」が日常生活を
したらどう面白いか?という設定を

作者独特の雰囲気と
交じり合ったギャグで構成されるギャグ作品。

イエスとブッダが普通に
日常生活をしているという設定だけで
もう面白いですが笑、それ以上に作者独特の
シュールギャグも確かに感じられる作品。

そこまで風刺ギャグ漫画ではないです。
確かに色々と問題があるかもしれませんが
まあ・・・大丈夫でしょう笑。

~見所ポイント~ 

①イエスとブッダ

やはり一番の見所は
言うまでもなく「イエスとブッダ」
この二人の紹介がマンガの紹介になる。

「イエス」

出典:コミック「聖☆おにいさん」第1巻

コンビニで女子高生にジョニー・デップに
似ていると言われ興奮するイエス。

「イエス」紹介

 布きれ衣装にトゲトゲの冠をしたイエス。何かショックなことがあると、聖痕から出血する。基本的にお買い物癖が強く、色々なものを買っては、ブッダに怒られている。
 ドラマ感想ブログを度々更新していて、一度お買い物癖で買ってしまった、陶器セットで作った陶器の写真をアップしたらブログが炎上した。
 また本人曰く、ジョニーデップにそっくりと豪語していて、ジョニデ顔の角度というものを持つ。

「ブッダ」

出典:コミック「聖☆おにいさん」第1巻

イエスと違いコンビニに行って見ると
おでこのでっぱりを触られたブッダ。

「ブッダ」紹介

 完全な仏像の姿をしているブッダ。世間ではパンチパーマで通っている。何か「徳のあること」を思いつくと、後光が光って、近所迷惑が起こるので、家には遮光カーテンが取り付けてある。
 基本的に温厚でやさしいが、怒ると実は怖い。また、日本にある、多くの仏像が太っているときの姿をしていることに「あれ、私の中で闇の歴史だよ!」と嘆いていた。ちなみに、漫画喫茶で手塚治虫作品「ブッダ」を読んで感動し、全巻セットで購入してしまった。

②独特なシュール感

シュール作品は多くあるけれど
作者のシュール感もまた
不思議な魅力を持っています。

出典:コミック「聖☆おにいさん」第3巻
出典:コミック「聖☆おにいさん」第3巻

テンションは限りなく低いシュールなので
「ほのぼのシュール」と言えるかもしれない。

そもそも「イエスとブッダ」という強い武器が
普通にアパートでイエスとブッダが
話しているだけでもすでに面白いです笑。

~注意点~ 

①宗教的な問題? 

イエスとブッダという設定が
どうなのかってことかな笑。
海外とかだと危険な国もありそうな・・。

ただ全然風刺的じゃないし
ほのぼのとした雰囲気なので
嫌悪感を感じるような
毒のあるギャグではないので大丈夫です。

ある意味多神教な日本ならではの
宗教ギャグ漫画なのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「聖☆おにいさん」を一言で言うならば

イエスとブッダな日常  

「イエスとブッダ」という設定と
作者独特のシュール加減が魅力。

シュール作品が多くある中で
間違いなく作者独特の視点が満載で
楽しめる作品だと思います。オススメです。

ちなみにこの作品タイトルの読み方は
「聖☆おにいさん」(セイント☆おにいさん)


個人的好み度
 74%

( ゚Д゚)マンガ紹介一覧はこちら( ゚Д゚)



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