マンガ紹介「GANTZ」

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本日のマンガ紹介は 「GANTZ」です。

○作者 奥浩哉
○出版社 集英社
○掲載誌 週刊ヤングジャンプ
○発表期間 2000-2013
○巻数 全37巻

■あらすじ
 玄野計は地下鉄のホームで小学生時代の親友加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちたホームレスを助けようとするが、助けに入った玄野と共に、進入してきた電車に轢かれ死んでしまう。
 次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには、同じ様に死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球。彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、星人を「やっつける」ように指示され、別の場所へと転送されていく。 謎の物体「ガンツ」に集められた死んだはずの人々は理由もわからないまま、謎の星人と戦わなくてはいけない。(wikipediaより引用)  

~ジャンル分類~ 
SFサバイバル漫画 

~要素方程式~ 
 [黒い玉]×[異星人]
=[サバイバル]×[グロ]×[エロ]

死んだはずの人間がマンションの一室に集まり
部屋にある黒い球に謎の星人と戦う命令をされる

「今自分は生きているのか死んでいるのか」
「どうして戦わなければいけないのか」

何も理由もわからないまま
玄野計は様々な死線を越えていくことになる。

出典:コミック「GANTZ」第1巻

なんとも不思議な設定のこのGANTZ。

あらすじのように集められた人間たちは
理由もわからず戦うことになり
いくつもの死や仲間割れを繰り返すといった
サバイバル要素を多く含むSF作品です。

~見所ポイント~ 

①CG技術で描く画力

まずこの作品の見所を挙げるとするなら
CG技術を駆使した、リアルで迫力ある画風です。

出典:コミック「GANTZ」第28巻

もともとこの作品がサバイバルをする空間も
街中という「日常」でのサバイバル(非日常)
という構図なので「日常」の部分の画に対して
CGで描く技術は非常に効果的で引き込まれまる。

CG技術と言っても画力が足りないからではなく
作者本人が言うには作画の下地とか手順に関して
自分なりにやりやすいからだけだそうです。
(十分、画風としての魅力になっているけど・・)

②星人の魅力

GANTZから紹介されるこの「星人」
この作品の一番楽しみにできるポイントです。

最初のミッションの「ネギ星人」から始まり
非常に不気味な謎の星人とミッション指令で
闘うことになり あの独特の緊張感は
ドキドキで次へ次へと読み進めたくなる。

出典:コミック「GANTZ」第1巻

基本的にGANTZから指令を受ける星人は
そのミッションのボスでないこともあり

それより強いボスが出てくる場合や
ボス以外の強力な星人が出てくることもあるので
どんな敵が出るかを想像しながら楽しめる。

また、星人には点数が付けられているので
ゲームのように進んでいく構図もおもしろい。

③謎が多き設定

マンションの一室に集められた人間が
転送された世界で、サバイバルをする。

出典:コミック「GANTZ」第27巻

こういった、謎の設定、伏線を多く含むところは
読み進めたくなる魅力でもあります。

出典:コミック「GANTZ」第25巻

伏線の回収も、スローペースで明かされるので
物語の読み進ていくバランスも非常に良いです。

~注意点~ 

①エロい 

限りなくエロい描写が多いです。
何故こんなにエロを前面に押し出しているのか
作品内は大体がエロい描写で蔓延していて注意。

出典:コミック「GANTZ」第3巻

特に作者のおっぱいに対する
描写は異常なこだわりを感じます笑。

それは作者が漫画技法において
[揺れるおっぱいの乳首の軌跡を始めて実践した]
オマケページで自慢気に語る所を見て確信した笑。

②グロい

GANTZのメンバーたちは
様々な星人たちとサバイバルを繰り返していく。

武器を使用し次々と殺戮を起こし
敵側も人間側もどんどんと殺されていく。

出典:コミック「GANTZ」第25巻

つまりは非常にグロい描写が多いです。
そういうのが苦手だとちょっと注意です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「GANTZ」を一言で言うならば

黒い球体から始まる壮絶物語  

非常に引き込まれる作品です。

「読み進めたくなる」という要素の中で
断トツにオススメできる作品です。

まあグロい描写じゃはともかく
必要以上なエロは寛大に許しましょう笑。


個人的好み度
 83%

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