本日のマンガ紹介は 「ハレグゥ」です。
○作者 金田一蓮十郎
○出版社 スクウェア・エニックス
○掲載誌 月刊少年ガンガン
○発表期間 2003年~2009
○巻数 全10巻
■あらすじ
父親の遺産相続問題で、命を狙われたウェダ一行は、飛行機墜落事故によって無人島に漂流してしまう。その後、無人島脱出、日本へ漂流、色々とあって、ウェダの実家に戻ることになった。そして、とりあえずジャングル一味は、都会の学校に編入することになった・・。
~ジャンル分類~
日常コメディ漫画
~要素方程式~
[続編]×[ブラックユーモア]×[都会]
=[下ネタ]×[ギャグコメディ]
あらすじを適当に書き切りましたが笑
本作品は「ジャングルはいつもハレのちグゥ」
の続編となります。
完全に続編なので
タイトルが変わっただけと思ってよしです。
内容は、常に不幸に見舞われるハレと
正体不明のグゥと共に繰り広げられる
ブラックユーモア風ギャグ作品。
前作と全く変わらない
魅力的な登場キャラと雰囲気。
そして若干の新キャラ。
タイトル変更の理由は作者いわく
「舞台がジャングルでなくてもよくなったから」
ということで
前作も後半からは都会が舞台に変わりますが
今回はほとんど都会が舞台です。
(1巻は無人島スタートですが・・・)
~見所ポイント~
①時間経過の傷
まずはこれを紹介しなければ・・。
続編に移りキャラが成長してしまいました笑。
いきなりのメタ発言は笑いました。
年齢設定に驚くハレと作者。
右下にいる変な生物は作者です笑。
これは衝撃でした。
急に成長を余儀なくされたキャラたち笑。
ハレは小学生から中学生になっていました。
年齢設定にさほど実感がないキャラたち。
なんだかホッとします笑。
ある意味は続編、舞台変更というニュアンスで
キャラの成長を再確認したのかもしれません。
まあ姿かたちほとんどが変化していないので
読者も登場キャラにも違和感はありません笑。
②相変わらずのブラックユーモア
前作の見所と全く変わらない魅力でもある
不幸に見舞われるハレと原因を作るグゥという
この構図がたまらなく面白い。最高に面白い。
今回も相変わらずのグゥの言動や行動は面白い。
グゥの体内に住む誠一さんご一行も早くも登場!
③新キャラ“ステッキ”
もう最高です。新キャラのステッキ笑。
大好きなキャラになりました。
前作をご覧の人しか知らないとは思いますが
グゥの「ちんちくりんステッキ」が早くに登場。
しかも今回は普通のおっさんという・・笑。
従来とは大きく違い
普通のおっさん登場・・。
名前はステッキです笑。
彼は無人島で登場しますが
その後、都会の舞台でも再登場。
こいつはなかなか面白いキャラなので
是非登場をお楽しみに!
~注意点~
①ストーリー中心に
前作もシリアスな展開や
ストーリー的な雰囲気がややある
なんとも不思議なギャグ漫画でしたが
それでも一話完結か
多くてもニ、三話続きの
ギャグストーリーが多かったですが
今回はギャグ作品というより
ストーリー重視の雰囲気を若干感じます。
そのため総じて見ると
ギャグが少なめになったんじゃないかと思う。
ギャグコメディ作品から
日常コメディ作品に変わったというか・・。
②ブラックが強めに・・
ちょっとこれは自分としては残念で
登場キャラの成長が余儀なくされたところは
すごく軽く描かれて全然楽しめたんですが
ギャグ、特にブラックユーモアの面が
ちょっと大人びたというか
下ネタ要素が濃くなってる。
どうやってお金を稼いだのか聞かれ
思い出しおびえだすアレックス笑。
ブラックユーモアと若干の下ネタを含んだ
絶妙なバランスが好きだったんだけど
今回続編はちょっと下ネタ増を感じて
これに関しては個人的にちょっと残念かな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ハレグゥ」を一言で言うならば
「ハレグゥのブラックコメディ」
前作の勢いそのままに
魅力的な世界観は受け継がれています。
好み度はほとんど変わらないけど
若干の下ネタ要素の変化に
ショックを受けたので前作より1%少なめで。
個人的好み度 70%
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