映画紹介「BURN THE WITCH」

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本日の映画紹介は 「BURN THE WITCH」です。

出典:アニメ公式HP(画像リンク)

○原作 久保帯人
○監督 川野達朗 ○脚本 涼村千夏 
○キャラデザ 山田奈月
○音楽 井内啓二
○製作 teamヤマヒツヂ/スタジオコロリド
○封切日 2020年10月2日

■あらすじ
 世界には表(フロント)があれば裏(リバース)がある。遥か昔からロンドンに於ける全死因の72%は、人々が見ることのできないドラゴンと呼ばれる”異形の存在”が関わっていた。だが、人知れずそのドラゴンと相対する人々がいた。ドラゴンの存在を見ることができるのは、フロント・ロンドンの”裏側”に拡がるリバース・ロンドンの住人だけ。その中でも、選ばれし人々がウィッチ(魔女)/ウィザード(魔法使い) となり、ドラゴンと直接接触する資格を持つ。主人公は、自然ドラゴン保護管理機関「ウイング・バイ ンド」(通称WB)の保護官である新橋のえると二ニー・スパンコールの魔女コンビ。彼女たちの使命 は、ドラゴンに接触できない人々に代わり、ロンドンに生息するドラゴンたちを保護・管理することだった。(amazon prime video引用)


「BLEACH」完結から数年の2018年。

久保帯人先生新作読み切りとして
週刊少年ジャンプに掲載した本作品は
2020年にシリーズ連載として開始。

ドラゴンという異形の存在を取り締まる機関
「ウィング・バインド」に所属する魔女二人が
ロンドンの裏側「リバース・ロンドン」という
裏の世界で奮闘するファンタジー作品。

その原作を劇場アニメ化ということで
作品自体はamazon prime videoでも視聴可能。

~映像・音楽~ 

監督は「川野達朗」

ガイナックス所属時代に
「めだかボックス」にて作画・動画デビュー。

現在はスタジオコロリドのteamヤマヒツヂとして
「BORUTO」のOPなどを過去に手掛ける。
 
音楽は「井内啓二」

ピアノが主の作曲家さんで
アニメ音楽も結構過去に手掛けています。

~演出・時間~ 
 
上映時間は63分

2020年シリーズ連載の物語をベースに
主軸は大きく変えずの演出で小一時間。

制作はスタジオコロリド
まだ知名度は大きくないアニメ制作会社ですが
2018年に初の長編映画『ペンギン・ハイウェイ』
などが過去作品で挙げられます。

~見所ポイント~

あのBLEACH作者の新作
そしてダブルヒロイン主人公の漫画作品。

やはり久保先生独特の「世界観」はさすがで
ロンドンを舞台にしたドラゴン魔女のお話し。

ドラゴンを認識できる人間が住む
裏側のロンドン「リバース・ロンドン」という設定
そしてその”裏の世界”で戦う魔女や魔法使い。

世界観はBLEACHの尸魂界(ソウル・ソサエティ)
そのままで洋風版BLEACHと言えばわかりやすく
ファンタジー要素満載のアニメ演出は見所です。

監督の得意とする「デジタル作画」
キャラデザは個人的に原作違和感は無く
魔法の演出やバトルシーンは素直に良かった。

~注意点~ 

①単体の映画作品として

まずはシリーズ連載の数話分を
アニメ映画としてまとめた本作品なので
上映時間は小一時間、内容も総集的な感じで
単体の作品としては物足りないです。

動画配信サイトでの配信もされているので
正直映画館で見なくても良いかなと。

②世界観の把握は難しい

小一時間で原作を凝縮した展開のため
その世界観の「設定」「キャラ立ち位置」
「用語」「対立構造」
などなど・・

とにかくアニメ映画だけでは
なかなかその世界観についていけないので
原作を読むか少し事前に世界観確認をすると
本作品も見やすくはなると思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「BURN THE WITCH」を一言で言うならば

洋風版BLEACHアニメ始動!!  

BLEACH作者のシリーズ連載新作として
ドラゴンと魔女の洋風な世界観や

実は本作品の世界観が
BLEACHの尸魂界(ソウル・ソサエティ)と
同じ世界という示唆があるなど注目が高まる。

アニメ劇場版としては物足りない
どこか特集ものな印象は残っちゃいますが
BLEACHファンや新作の世界観をアニメとして
楽しめるので是非気になる方はチェック。

5つ星評価 3.4

(*’▽’)「映画紹介一覧はこちら」(*’▽’)



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